(左から)川上、山田虎矢太、緒形代表、安本、古木
2025年11月24日(月・祝)東京・国立代々木競技場第二体育館『~SHOOTBOXING 40th Anniversary~S-cup×GZT 2025』で行われる「S-cup世界フェザー級トーナメント」の組み合わせが発表された。

SB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)は1回戦でISKA K-1ルール世界スーパーフェザー級王者ジョシュー・アブサロン(フランス)と現役王者対決。14勝(5KO)2敗の戦績を持ち、ISKA世界K-1ルールで二階級を制覇しているフランス最強のアブサロンを相手に、彪太朗はSBの強さを証明するか。

SB初参戦となるKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・古木誠也(REX GYM)はプロムエタイ協会スーパーフェザー級王者サタントン・チョーハーパヤック(タイ)と対戦。サタントンは10月11日のS-cup最終査定試合で第3代KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王者・古村光に完勝し、今回のトーナメント出場権を獲得している。テクニシャンのサタントンに、高いKO率を誇る古木の強打が炸裂なるか。

SB日本フェザー級1位・川上叶(龍生塾)とRISEフェザー級王者・安本晴翔(橋本道場)は1回戦唯一の日本人対決に。両者は2022年12月の「RISE WORLD SERIES / SHOOTBOXING-KINGS 2022」にてSBルールで対戦し、この時は川上が延長判定で勝利を収めている。川上が返り討ちか、それとも安本がリベンジか。

SB日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太(シーザージム)はメイマン・マメドフ(アゼルバイジャン)と対戦する。RIZIN推薦選手のマメドフは散打をベースとし、RIZINライト級トーナメントを制したトフィック・ムサエフ、フェザー級戦線で活躍するヴガール・ケラモフと同じアゼルバイジャン出身のファイター。普段はMMAファイターとして戦うマメドフは散打出身で強烈な打撃と投げ&テイクダウンを得意にしており、SBルールでも強さを発揮することが予想される。虎矢太はRIZINからの刺客をクリアし、決勝戦での山田ツインズ対決を実現させることが出来るか。
準決勝は彪太朗vs.アブサロンの勝者と古木vs.サタントンの勝者、川上vs.安本の勝者と虎矢太vs.マメドフの勝者となる。7年ぶりの開催となるシュートボクシングのワールドトーナメント『S-cup』で栄冠を勝ち取るのは誰か。

また、トーナメント・リザーブマッチとして、SB日本フェザー級2位・魁斗(立志會館)がソエブ・ベンテビシュ(アルジェリア)と対戦。魁斗は6月大会で山田虎矢太にKO負け、リザーブマッチで復活を狙う。対するAMTFスーパーフェザー級王者ソエブはONEで活躍するエリアス・マムーディと同門で、現在はタイでも練習を積み、山田ツインズと同じ双子ファイターとして活躍している。



