2025年11月7日(金)タイ・ルンピニースタジアムにて『ONE Friday Fights 132』(U-NEXT配信)が開催されている。
▼第1試合 女子MMAストロー級(※56.7kg)5分3R×アデル・ニーベル(ドイツ)2勝1敗[1R 2分09秒 腕十字]〇柳 仙香(ALLIANCE)5勝0敗
第1試合の女子MMAストロー級5分3Rでは、柳仙香(ALLIANCE)がアデル・ニーベル(ドイツ)と対戦。
柳は、2021年5月に修斗で宝珠山桃花に2R TKO勝ちでプロMMAデビューを飾ると、22年7月にはソルトにも腕十字で一本勝ち。その後、前十字靭帯損傷などの負傷により欠場。
グラップリングから復帰し、2024年6月の『Level-G』ではグラップリングで井上智子相手にスプリット判定に持ち込んでいる。
2024年10月の『ONE Friday Fights 83』でONEに初出場を果たすと、MMA3勝0敗だったマリアンヌ・マリアーノに判定勝ちで初黒星を付けた。2025年5月の2戦目ではゼムフィラ・アリエワに2R、三角絞めで勝利している。
アデルは今回がONE初参戦。2025年7月に『Alash Pride 110』でプロデビューし、ボディショットでKO勝ち。ほか試合では、アームインギロチンチョークでの一本勝ちも確認できる。
1R、ともにオーソドックス構え。互いに右ミドルハイから、ニーベルのローに合わせてダブルレッグテイクダウンの柳。立つニーベルをさらにダブルレッグでテイクダウンし、マウントから下になって三角絞め。ヒジを頭に突くが、凌ぐニーベルが体を横にずらすと、腕十字に移行。最後はうつ伏せで極めた。
試合後、柳は「信じられないです。1Rで倒せると思わなかったので運が良かったです。三角から腕十字は得意技なので、いつ移行しようかなと考えていた」と語り、35万バーツ(約160万円)のボーナスを獲得した。
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▼ONEライト級(※77.1kg)5分3R〇オリバー・アクセルソン(スウェーデン)5勝0敗[1R 1分34秒 肩固め]×ジーン・カルロス・ペレイラ(ブラジル)5勝1敗
1R、右カーフのペレイラを右から左でコーナーに詰めたアクセルソンは、ペレイラをダブルレッグテイクダウン。強いパウンドに背中を向けたペレイラをバックスープレックス。仰向けにガードを取ろうとしたペレイラの脇に頭を入れて肩固め。ハーフで腰を殺してから、サイドに出て極めた。
股関節の手術で入院とリハビリで2年間を費やしたアクセルソンは、「ここ数年苦しかったから勝てて良かった。最後は得意な形だった」と語った。