2025年11月8日(土)福島・KNOCK OUT常葉アリーナ『KNOCK OUT×KUN KHMMER 2025』にて、KNOCK OUTとカンボジアの格闘技クンクメールの5vs.5対抗戦が行われる。
出場する10選手の公開計量が7日(金)都内にて13:00より行われ、全選手が計量をパスした。
会見では山口元気KNOCK OUT代表より、「勝利したチームにはファイトマネー、KOボーナスとは別に賞金100万円。チーム戦は今後KNOCK OUTとして展開していきたいと思っている形式で、今回の盛り上がりを見て継続していきます。チームで勝つ。普通の5vs.5はチーム感が気迫だけども、自分が負けても他の選手が勝てばボーナスが入る可能性があるのでチーム一丸となって戦ってもらいたい」と、今大会のファンの反応を見てチーム戦を強化していきたいと話した。
各選手のコメントは以下の通り。(なお、今大会はKNOCK OUT公式YouTubeチャンネルにて全試合無料配信)
▼先鋒戦 KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級 3分3R延長1R
川野龍輝(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)=54.4kg「今回カンボジアの選手と初めて戦うことになって、いつも以上にモチベーションが高くて準備してきたので楽しみにしています」
パナット・クンクメール(カンボジア/クンクメール)=54.5kg「遠くから来たのでぜひ勝ち取って、カンボジアに優勝を持ち帰りたい」
▼次鋒戦 KNOCK OUT-REDスーパーフライ級 3分3R延長1R
希羅(MSJ KICK BOXING GYM)=51.95kg「明日は必ずぶっ倒して大将たちにつなげます」
ラスメィ・クンクメール(カンボジア/クンクメール)=51.6kg「一生懸命に準備してきたので、日本人選手に負けずに頑張っていきたい」
▼中堅戦 KNOCK OUT-RED女子-53.0kg契約 3分3R延長1R
ザリーナ・イスラモバ(ロシア)=52.85kg「KNOCK OUTに2回目呼んでいただきありがとうございます。この話を聞いた時は嬉しかったです。日本のチームの一員に選んでいただき光栄です。ビューティフルなムエタイを見せたいと思います」
トゥー・チャン・ボティ(カンボジア/クンクメール)=52.95kg「今回の試合で女性の戦いが出来て嬉しく思います。私も一生懸命戦うので、見る人が楽しめる、面白い試合にしていきたいです」
▼副将戦 KNOCK OUT-REDフェザー級 3分3R延長1R
古村 光(FURUMURA-GYM)=57.45kg「4月にクンクメールとカンボジアで戦わせてもらったんですが、その時に何も印象を残せず負けてしまったので、今回11月にリベンジできる機会が来たのでしっかりここでリベンジして絶対にぶっ倒します」
ミル・ブン・ティエン(カンボジア/クンクメール)=57.5kg「ここに来たからには一生懸命に頑張って勝ち取って、相手を遠慮せずにぶっ倒したい」
▼大将戦 KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級 3分3R延長1R
森岡悠樹(北流会君津ジム)=55.0kg「最高のチームで5vs.5対抗戦ということで、大将を任せてもらったので5試合目までいい流れで来ると思っています。その中でも自部が圧倒的な試合をして、また対抗戦を見たいと思ってもらえるように頑張りたい」
サン・ラデット(カンボジア/クンクメール)=54.45kg「私はパンチが得意です。カンボジア代表としてパンチとキックを多く日本人の方に見せられるように頑張ります。クンクメールの魅力を広めたいと思っています。また1分1秒、いや、毎秒意味のある試合をしていきたいと思います」
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会見での質疑応答
――対戦相手を見た印象、またファイターとしての印象は?
川野「漢な選手なのでアツい試合を出来るんじゃないかと思っています」
パナット「初めて対戦相手を見て、かなり好印象です。身長の面では少し差がありますが、僕も負けずに戦っていきたい」
希羅「見た目はカッコいいけれど、身長は低い。相手はフィームーなので、それに付き合わずにガンガン行ってやろうと思います」
ラスメィ「日本人選手たちを見て思ったのは、皆さん筋トレに力を入れてきたなと思っています。私もそれに負けずにキックで倒していきたいと思います」
イスラモバ「今日会って、こんなに大きいとは思わなかったです。肩幅も広い。でも、目は優しいと思いました。試合映像を見ましたが特に危ないものはないと思っています。でも100%はないので、警戒して試合に臨みます」
トゥー「私も初めて相手を見ましたが、彼女の試合はビデオで見ました。彼女のテクニックやボクシングはプロだと思いますし、とても尊敬している気持ちもありますが、自分も負けずに戦って倒せるチャンスなどあればそこに注目してもらいたいです。頑張ります」
古村「まだ19歳ですよね。若いなというのと、身長は意外と変わらないというのはあった。自分の相手に限らずナメられているのかなと。KNOCK OUT勢にクンクメールがずっと勝っているので、鼻が伸びていると思うので絶対にへし折ってやろうかなと思っています。若いけれど関係なく、ガンガン行って分からせてやろうと思っています。ナメんなよって感じです」
ミル「見た感じは強そうだなと思いましたが、私も負けないくらい準備してきたし、倒せる瞬間があれば倒していきたいと思います」
森岡「フェイスオフの時から礼儀正しい、いい選手。戦績は自分の3倍ある。こういう選手が一番何をしてくるか分からない。相手はパンチが得意だと言っていましたが、自分もKNOCK OUTで一番パンチが乗っていると思うので、ここで打ち負けたらKNOCK OUTの負けだと思っているので、必ずパンチで倒したいと思います」
サン「彼の試合を見たことがあるが、パンチのパワーが強い。でも私はパンチ以外にもたくさんクンクメールのテクニックを勉強してきたし、たくさんの瞬間で倒しに行って戦って行きたいので、今まで以上に盛り上がる面白い試合にしたいと思う」
――どんな試合を見せて、最後はどんな結末にしたいと思う?
川野「自分だけキックボクシングルールなので、僕の試合はムエタイじゃなくてキックボクシングになる。綺麗なキックボクシングで盛り上げて勝ちたい」
パナット「ジャッジが難しくならないように倒していきたい」
希羅「上手く戦われないように、最初からパンチで仕留めに行きます」
ラスメィ「明日の試合に向けてたくさん努力してきたので、日本人にクンクメールがどういうものなのかを戦って見せて、ナメられないようにします」
イスラモバ「いつも通りの試合で美しいテクニックで勝負したい。相手には明日サプライズがあります。私には毎回試合でプランがあります。出来るだけ早くフィニッシュしたいと思います」
トゥー「相手がサプライズがあると言っていたので楽しみにしています。カンボジアの選手も負けないように、私もサプライズがあるのでお楽しみに」
古村「僕の試合は命の取り合いをしたいと思います。ガンガン倒し合って、俺が絶対に生き残るので。エキサイティングな試合がしたいです。だから相手にも来てほしいですね」
ミル「クンクメールにはいろいろな特徴があります。特別なテクニックを披露して、今回ご覧になる方たちが忘れられないくらいのいい試合にしたいと思います」
森岡「このKNOCK OUTという団体と国を背負って戦うので、魂がぶつかり合うようなアツい試合をしたい。そしてもちろん自分がKOで勝ちます」
サン「初めてクンクメールの選手としてKNOCK OUTに来日しました。KNOCK OUTの選手たちに負けないくらい勝ちを取って、母国に優勝を持ち帰りたい気持ちで溢れています。今回の試合を、アツく忘れらない盛り上がる試合をなるようにたくさん倒して行きたいと思います」
――大将の2人は、何勝何敗で勝つと予想する?
森岡「それはもちろん4勝で自分の番が巡ってくると思っています。ただ、自分の試合はどうなるか分からないです。やるかやられるかの試合に絶対します。最後が一番面白い試合になると思っています」
サン「そうですね…これは明日のサプライズなので、ここではお答えできかねます(笑)」