【RIZIN】木村柊也に一本勝ちの摩嶋一整「僕のタックルの圧とかそっちの警戒の方が木村選手からしたらあったのかな」秋元強真と「やれるなら戦いたい」

　2025年11月3日(月・祝)兵庫・GLION ARENA KOBEにて開催された『RIZIN LANDMARK 12 in KOBE』。 　木村柊也（BRAVE）を2R2分56秒、リアネイキドチョークで仕留めた摩嶋一整（毛利道場）が試合後インタビューに答えた。以下、その全文。 今回は組みに徹底した ――試合を終えた率直な感想は？ 「今はほっとしてます。それだけです」 ――木村選手と実際に戦って、ファイターとしてどんな印象？ 「やっぱりパンチとか怖かったんですけど、腰も強くて。思ったよりテイクダウンもちょっと手こずったんで、もっとうまくやれると思ってたんですけど、上手くて強かったです」 ――同じ階級のメインの印象は？ 「全然違うタイプなんですけど、面白い試合でさすがメインだなって思います」 ――今後の目標、展望は？ 「次の試合もまた一本勝ちしたいんで、また鍛えてくるっていうだけです」 ――これでご家族みんなで明日はゆっくり過ごせそう？ 「勝ったんで思う存分遊びます」 ――まだお子さんとはお話はされてない？ 「いや、いま待ってたんで、行きました。もうホテル行きたいって言ってました(笑)」 ――今回はどういう作戦で挑もうと？ 「僕は組みの選手なんで、組んでコントロールして最後は極めるっていう。でも作戦通りできたかなって思います」 ――そこに木村選手はパンチを合わせてくるっていうのも予想してた？ 「そうですね。カウンターとか、待ってるの分かってたんで。でもそれでもタックルで行って、組んでねじ伏せるっていう作戦だったんで上手くできたなと思います」 ――迷いとか恐怖はなかった？ 「もうやるって決めてたんで特にないです」 ――実際組んでみた感触はどうだった? 「練習通りできたんで、思い通りできたかなって思いますね」 ――木村選手の打撃で危ないとかひやっとしたものはあった? 「いや、今回は組みに徹底したんで特にはなかったです」 ――打撃で攻められることも想定して練習は？ 「踏み込みの速さとかスピードとかは抜群だと思うんで、そこは警戒してましたけど、僕のタックルの圧とかそっちの警戒の方が木村選手からしたらあったのかなって。あんまり打ってこなかったので、そう思います」 ――RIZINには次はどのぐらいのタイミングで、どんな選手と戦いたいっていうビジョンが？ 「来年になると思うんですけど、木村選手を倒したってことで、次また上位の、誰がいるか分かんないですけど、思い浮かばないですけど強い選手当てられるんだろうなって思うんで、また鍛えてくるだけです」 ――メインの勝者（秋元強真）はどう？ 「是非やれるなら戦いたいと思いますね」 ――大晦日は？ 「お休みです(笑)」 ――ご家族でゆっくりと？ 「そうですね。はい」 [nextpage] 木村柊也「ずっと体重をかけられて力が入らなくなった」 ──摩嶋選手との試合を終えた率直な感想をお聞かせいただけますか。 「うーん……、いやあ悔しいですね」 ──摩嶋選手と実際に戦った印象を教えてください。 「まあ、やっぱりやる前から言っていた“丁寧”。本当に丁寧でした」 ──ご自身ではどんなプランで試合を進めようとしていたかを教えていただけますか。 「組ませないのが一番なんですけど、仮に組まれても相手のポジションを取らせないっていうのはあったんですけど、まあうまくコントロールされましたね」 ──試合を終えてからは、チーム内で反省点を挙げ、次のステップに行こうと？ 「まあそうですね。間違いなく日本人、寝技だけで言ったらトップの選手なんで、その人とできたのは本当に大きいことだし、もう前を向くしかないんで。っていう感じで。まあ次に向けてまた頑張ります」 ──試合を終えたばかりですが今後の展望・目標を教えてください。 「ここで2連敗っていうのは本当に自分の中で痛いんですけど。うーん。まあでも落ち込んでも仕方がないんで、前向いてまた頑張っていきます」 ──当初から摩嶋選手はまあ組みに来るということほとんど分かっていたと思います。それでも組まれて倒されたことの、想定外だった部分はどういうところでしたか。 「まあ摩嶋選手の組み方に関しては想定内だったんですけど、自分の動きが悪かった、やりたいことができなかったっていうので、簡単に組めるポジションまで持っていかせてしまったっていうのが、自分の悪いところだったので」 ──具体的には、どういうところがよくなかった考えていますか。 「あんま言いたくないんですけど、ちょっと先を読みすぎた、自分が。先を読みすぎて、攻撃が単純になってしまったっていうのがあるんで。まあその前にもっといろいろ用意してたんで、それが一つも出せなかったっていう感じですね」 ──ちょっと考えすぎたというような感じですか？ 「そうですね」 ──初回のリアネイキドチョークは防いでいたと思いますが、あそこで削られたことが後半になってステップあるいは最後の極めに繋がった状況だったのでしょうか。「そうですね、なんかすごいいいポジションでずっと体重をかけられてたっていうのがあって。まあ、そこで体力を削られたっていうよりは……なんて言うのかな、変に力が入らなくなったっていう感じですね」