2025年11月2日(日)東京・両国国技館『RISE WORLD SERIES 2025 FINAL』の前日公開計量&記者会見が、1日(土)都内にて13:00より行われた。
第9試合から第11試合までは「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」のRISEサイドの準々決勝が行われる。
第11試合で対戦する、白鳥大珠(TEAM TEPPEN/RISEスーパーライト級王者)は65.0kg、笠原弘希(シーザージム/SB日本ライト級王者)は64.95kgで計量をパス。
白鳥は「こっちはRISE、笠原選手はシュートボクシング。お互いの看板はありますけれど、僕はもちろんRISEを背負って戦う気持ちもあります。けれど、それよりも一番は笠原弘希より白鳥の方が強いという事を証明するだけなので。試合はバチバチに面白い試合になるはずなので皆さん楽しみにしておいて下さい」と、自分の強さを証明すると言い放つ。
笠原は「明日は白鳥選手と戦える事にワクワクしています。トーナメントとか周りの事を全部置いておいて、毎日毎日この男に勝ちたいと思って魂込めて練習とかも取り組んで来ました。当然リスペクトもありますし、だからこそ明日は白鳥選手に全部をぶつけて、俺が絶対に勝ってみせたいと思います」と、この試合に全てを懸けるとする。
第10試合で対戦する、イ・ソンヒョン(韓国/RAON/スーパーライト級1位)は64.9kg、麻火佑太郎(PHOENIX/スーパーライト級2位)は64.9kgで計量をパス。
ソンヒョンは「明日はチャンヒョン(・リー)と準備してきた事を全部お見せして、絶対に勝ちたいと思います。勝ち残り、勝ち上がります」とトーナメントで生き残るとする。
麻火は「ずっと見てきた、トップ戦線で戦い続けてきたソンヒョン選手と戦える事にワクワクしています。この両国国技館は自分がタイトルマッチで敗れてしまった場所でもあるので、そこで良い試合をして最高の結果で終われればと思います」と、国技館での敗北の記憶を塗り替えたいと話す。
第9試合で対戦する、原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM/ISKA世界ライトウェルター級王者)は64.85kg、ペトル・モラリ(モルドバ/Kickboxing fearless/ウェルター級2位)は65.0kgで計量をパス。
モラリは「準備万端の状態で来ていて、明日は少し頑張らないといけないなと思っている。ただ、自分のやる事をやれば結果は付いてくると思っているので、明日はしっかりやれば勝てると思います」と、打倒・原口に自信を見せる。
迎え撃つ原口は「やっぱり勝ちたい。シンプルにその気持ちがある。トーナメントは勝てば次に進めるというのもあるし、自分の中で試合内容とかもあるけれど、やっぱり勝ちたいという気持ちが一番あるので。勝つにはどうしたらいいのか自分の中で向き合ってきました。まだその過程ではあるんですけれど、しっかりやってきたつもりなので。それがしっかり出れば自ずと結果が出るかなと思います。とにかく勝って生き残りたいと思います」と、勝利に飢えていると語った。
会見では伊藤隆RISE代表より、ベスト8(RISEサイド4名、GLORYサイド4名)戦が2026年3月28日(土)東京・両国国技館『RISE ELDORADO 2026』にて行われることが発表された。
すでにGLORYサイドからはベルジャン・ペポシ(アルバニア)、RISEサイドからはYURA(ダイアタイガージム)がベスト8進出を決めており、今大会でRISEサイドの残り3名、12月13日の『GLORY COLLISION 8』でGLORYサイドの残り3名が決まる。
GLORYサイドからはGLORY世界フェザー級王者ペッチ(ペットパノムルン・ギャットムーカオ/タイ)のシード出場が発表された。
そのことについて白鳥は「出るのかなって思っていたんですよね。去年のトーナメントも優勝していて、出てもらえれば今年のトーナメントにも拍が付くので、それは良かったと思います。僕もいずれリベンジしたいと思ってますし、当たるとしたら決勝になる。今回の笠原選手もそうだし、次も、その次も誰とやってもレベルの高い試合になるので、その中で自分が成長していければそこに当たった時に自信も付くのかなと思う。出てくれた事に対しては良かったなと思います」と、トーナメントで成長して決勝でリベンジを果たしたいとする。
原口は「正直ラッキーやなと思いますね。僕も負けている中でああいう選手とやれる機会はなかなかないと思うし。そこでトーナメントなら勝ち上がれば自ずと戦える事になりますし、ラッキーやなって。でも出てなくても俺は上の3人を倒したいって気持ちがあるので。ずっとずっと、ペッチ、ミゲール、チャドの事は超えるまでは追っていると思いますね」と、世界トップ3を勝つまで追いかけるとの決意を口にした。