(C)ONE Championship
ONE Friday Fights 131
2025年10月31日(金)タイ・ルンピニースタジアム
※U-NEXTにてLIVE配信
▼第4試合 ONEバンタム級キックボクシング 3分3R
〇ガブリエル・ペレイラ(ベネズエラ)
判定3-0
×TAKU(TARGET/RISEライト級6位)

TAKUは2022年10月の『Stand up』でプロデビュー以来、9勝(6KO)無敗の快進撃を続けていたRISEの新鋭だが、今年5月のDEEP☆KICK徳島県大会で10戦目にして嵐舞にTKO負けを喫した。Stand up King of Rookie 2023 -63kg級優勝の実績を持ち、4連続初回KOを飾ったこともある。得意技は右ストレート。

ペレイラはタイの『MUAYTHAI SUPER CHAMP』や『RWS』に出場し、今回がONE初参戦。長いリーチから荒々しいワンツーで前に出るタイプで、ミドルキックも多用。戦績は38勝1敗。本来はムエタイ選手だけにキックボクシングルールでどう戦うか。

1R、前に出て接近戦でワンツー、左右フックを打つペレイラにTAKUは一歩も退かずその場で打ち合う。ペレイラの強いパンチコンビネーションに、TAKUも負けじとパンチを回転させる。左ボディを打って一度下がるペレイラにTAKUは右ストレート。

ショートの右アッパーから左ボディを叩いてバックステップするペレイラに、TAKUは前へ出て右アッパーをヒットさせる。右アッパー、左フックの打ち合い。TAKUは右ストレートをヒットさせる。ペレイラはショートの連打から右ロー。

2R、左ローからの右ストレートを打つとバックステップするぺライラにTAKUは右ストレートをヒット。ステップで回り込むペレイラを追っていくTAKUだが、ペレイラは左右フックからの左ボディ、さらに右ロー。TAKUとショートの打ち合いは避けるようになったペレイラは、ステップで回り込んでスペースを作り、パンチのコンビネーションから右ロー。

ペレイラの右ローと左インローが決まる。TAKUもワンツーで反撃するが、ペレイラは右ストレートを返す。TAKUの突進をステップでかわし、TAKUが近付くとコンビネーションを回転させるペレイラ。1Rよりもペレイラに流れは傾いた。

3R、前に出るTAKUにペレイラは左フックで迎え撃つ。互いにボディからの左フック、前へ出るTAKUにペレイラが右ロー。止まっての打ち合いになるとペレイラはコンビネーションを回転させて手数とヒットで上回る。

それでも前に出るTAKUがワンツーでコーナーへ追い込み、左ボディをヒットさせる。ペレイラも負けじと左ボディを打ち返す。どんどん前へ出るTAKUがペレイラにロープを背負わせてのワンツー。ペレイラも打ち返す。TAKUの右フックがクリーンヒット。ステップで回り込み、ローを蹴るペレイラ。TAKUのペースだが、ペレイラも打ち返す。





