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【GOAT】龍聖とロムイーサンが揃ってKO宣言、龍聖はイベント継続に「絶対僕が続けさせるので大丈夫です」

2025/10/29 22:10
 2025年10月30日(木)東京・後楽園ホール『キックボクシングフェス GOAT』の前日計量&記者会見が、29日(水)都内にて正午より行われた。  第5試合のKNOCK-OUT BLACKルール60kg契約3分3R延長1Rで対戦する、ロムイーサン・TIGER REON(タイ/REON Fighting sports GYM)と龍聖(BRAID)は共に計量をパスして会見に出席。  龍聖は小学1年生でキックボクシングを始め、アマチュアで多くの経験を積んで2019年4月にプロデビュー。2021年10月にはKNOCK OUT-BLACKフェザー級初代王座に就いた。RIZIN、巌流島でも勝利し、2023年3月にはラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級王者ペットセーンセーブと対戦し延長戦でダウンを奪って勝利。6月にはチュームーシーフーにダウンを奪われるも延長戦で逆転勝利、12月にはファク・スアレスをKO。  2024年4月にSBの川上叶に判定勝ちとデビュー以来の無敗記録を更新していたが、6月に久井大夢に判定負け。デビュー以来の無敗記録が「17」で途絶えた。12月にブライアン・ガビオに判定勝ちでISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王座を獲得すると、2025年3月のONE日本大会に初参戦し、スリヤンレックに完勝を収めた。しかし、6月の久井大夢との再戦は延長戦で判定負け。戦績は19勝(11KO)2敗。  対するロムイーサンは元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級2位、元BBTVミニフライ級1位の肩書きを持ち、現在は健太率いるREONジムのトレーナーも務める。これまで日本の試合では森井洋介、勝次などから勝利を奪い、2024年11月に久井を延長戦の末に判定3-0で破る番狂わせを起こした。12月の「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」では1回戦で下地奏人にKO負けを喫したが、2025年7月に久井からダウンを奪い返り討ちにした。 「KNOCK OUTの龍聖です。明日はノックアウトします」と宣言した龍聖に、ロムイーサンも負けじと「明日もKOします」と両者がKO宣言。  計量で向かい合った互いの印象を聞かれると、龍聖は「そんなに良い仕上がりではないかなと思いましたね」と評したが、ロムイーサンは「自分はいつも通りですけれど」とし、「龍聖には若さを感じました。パワーと強さがある身体だなという印象を持ちました」と評した。  これまで同じKNOCK OUTのリングに上がっていた両者。対戦相手として意識した時にどう見たか、と質問されるとロムイーサンは「自分としてはキックボクシングルールで試合をするのが初めてなので、そういう意味でワクワクしています。でも、龍聖選手の方がキックボクシングという意味では経験が自分よりは豊富だと思います」と、初めてのキックボクシングルールにワクワクしているが龍聖の経験を警戒するという。  これに龍聖は「キックボクシングのルールに関しては僕の方が経験もあると思いますし、僕はずっとムエタイの先生に学んできたので、ムエタイっていうものに対してキックボクシングの相性がいいと思っています。相手は頑丈なのかな、身体は強いのかなっていうのは相手として見た時に思いましたね」とした。  イベントが今後も続いていくかどうかは第1回にかかっているとされており、どういう試合をすればいいと思うかと聞かれた龍聖は「あまり(今後が)分からないと言われてますけれど、絶対僕が続けさせるので大丈夫です」と、自分がいる限りGOATは続くとの自信。  ロムイーサンも「そういう意味では、自分も明日は見ている人が楽しめる激しい試合をしたいと思っています」と、いい試合をして見せると誓った。
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