キックボクシング
ニュース

【RISE】11・2両国大会のメインは-61.5kgトーナメント決勝戦の中村寛vs.エン・ペンジェー、セミにチャド・コリンズvs.YURA=全対戦カード&試合順決定

2025/10/26 14:10
【RISE】11・2両国大会のメインは-61.5kgトーナメント決勝戦の中村寛vs.エン・ペンジェー、セミにチャド・コリンズvs.YURA=全対戦カード&試合順決定

2024年9月の初対戦では、ペンジェー(右)に苦戦を強いられた中村

 2025年11月2日(日)東京・両国国技館『RISE WORLD SERIES 2025 FINAL』の全対戦カード&試合順が発表された。

 今年最後のRISEビッグマッチのトリを飾るのは「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」決勝戦、3分3R延長1Rの中村寛(BK GYM)vs.エン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)に決定。


【写真】勝者・中村の顔が激闘を物語る

 中村は野性味あふれるファイトスタイルから、“人獣”とも称される。日本拳法仕込みのサウスポーから放たれる破壊力抜群のパンチを武器に、2021年7月には大雅からダウンを奪って判定勝ち。11月にはYA-MANに判定負けを喫したが、大激闘を演じて強烈なインパクトを残す。2022年6月の『THE MATCH 2022』ではレオナ・ペタスから番狂わせの勝利を収めた。

 2023年4月に直樹を判定2-0で破りRISEライト級王座を奪取。2024年3月のK-1との対抗戦で与座優貴に負傷判定で敗れたが、6月にタリソン“Crazy Cyclone”フェレイラをKOして再起。9月にはエン・ペンジェーから延長戦で勝利をもぎ取った。2025年3月の1回戦ではチャンヒョン・リーにリベンジ、6月の準決勝ではシュートボクシング王者の笠原友希を延長戦でKOした。戦績は19勝(14KO)6敗1無効試合。


 ペンジェーは39戦無敗の戦績を引っ提げて2024年9月の横浜大会に参戦し、中村寛を苦しめるも判定負けを喫し初黒星。2025年1月には常陸飛雄馬に判定で敗れたが、試合内容が評価されてトーナメント出場権を獲得。3月の1回戦ではレダ・ベラーセンに判定勝ち、6月の準決勝では常陸にリベンジして決勝へ進出した。“マジックスタイル”というトリッキーなスタイルの持ち主。戦績は41勝2敗。

 前述の通り、両者は再戦となる。初対戦では中村が両目を大きく腫らされ、辛勝という形となったが、中村は「完膚なきまでに潰す」と今回は圧勝を予告している。


 第9試合からセミファイナル(第12試合)までは「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」準々決勝が並ぶ。

 注目の一戦となる第2代RISE世界スーパーライト級王者チャド・コリンズ(オーストラリア/Strikeforce)vs.BreakingDownフェザー級王者でもあるYURA(ダイアタイガージム)は第11試合。唯一の日本人対決となる白鳥大珠(TEAM TEPPEN)vs.笠原弘希(シーザージム)は第11試合。

 イ・ソンヒョン(韓国/RAON)vs.麻火佑太郎(PHOENIX)は第10試合、原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)vs.ペトル・モラリ(モルドバ/Kickboxing fearless)は第9試合に。

 キックボクシング復帰戦となるプロボクシング前IBF世界バンタム級王者、第5・7代WBO世界スーパーフライ級王者・吉田実代(Bread winner NYC)vs.美斬帝(テツジム)は第5試合、本戦のオープニングを飾る第1試合から“Mr.RISE”こと裕樹(ANCHOR GYM)vs.戸井田大輝(TOP LEAD GYM)の激闘必至のカードが位置した。

 今大会はオープニングファイト4試合、本戦13試合の合計17試合のボリュームで行われる。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント