2025年10月25日(土)東京・後楽園ホール『Krush.181』の前日公開計量&記者会見が、26日(金)都内にて13:30より行われた。
今大会で行われる「第5代Krushフライ級王座決定トーナメント」準決勝に出場する4選手は全員が無事計量をパス。
51.0kgで計量をパスした安尾瑠輝(K-1ジム心斎橋チームレパード)は「こんなところで負けたら一回戦で勝った意味が本当にないので、今回も必ず勝ってタイトルマッチに挑みます」と必勝を誓う。
対する大久保世璃(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)は50.9kgでパスし、「明日は何が何でも勝ちます」と同じく必勝宣言。
50.9kgでパスした海凪(RAUSU GYM)は「明日は1回負けてる相手なので、絶対に何が何でも勝ちたいと思います」とリベンジを狙う。
対する51.0kgでパスした上遠野寧吾(POWER OF DREAM)は「今回はしっかり自分の課題をクリアして勝つので、よろしくお願いします」と、課題をクリアすることをテーマにあげた。
会見での質疑応答
――計量を終えての心境と相手と対面した印象は?
大久保「向き合った印象は『覇気ねぇな』って感じです」
安尾「今は覇気無くても明日出すので。今は出さなくてもいいかなと思っています」
上遠野「調子良さそうだなと思いました」
海凪「この前戦った時より身長が伸びた気が気がしました」
――ベルトに向けた意気込みは?
大久保「みんな倒したいとかKOしたいとかいろいろあると思うけれど、泥臭くても勝って、ここで勝たなければ決勝に行けないので、何が何でも泥臭くても勝ってやろうかなって感じです」
安尾「僕も同じなんですけれど、一回戦、準決勝で負けたら結局タイトルマッチにいけないので、絶対ここで勝たないとダメ。しっかり勝ちたいと思っています」
上遠野「一回戦はちょっと情けない試合になっちゃったんですけど、準決勝はしっかり分かりやすい形で勝ちたいなと思ってます」
海凪「一回戦の試合は、本当にいいところがひとつも出せずにつまらない試合をしてしまったので、準決勝は面白い試合をして盛り上げます」
――今日までの練習で、何を最も考えていたか?
大久保「勝つことしか考えてません」
安尾「一回戦では1R目からグダグダになってしまって、最後はKOで倒せたんですけれど、全体的に見たら自分の中では全然ダメな試合だったので、今回は1R目からこの間ダメだったところをしっかり修正してやっていきたいと思います」
上遠野「僕も前回悪かったところを直す練習をたくさんしてきました」
海凪「前回よりも心を込めてしっかりと練習してきました。全部です」
――決勝の相手には誰が上がって来ると思う?
大久保「どっちが勝つかは試合なので分からないですけれど、上遠野選手が上がってきて無敗同士の決勝戦にしたいですね」
安尾「最初の時から上遠野選手が上がって来るのかなって予想していました」
上遠野「僕は大久保選手が上がってくると思っています。無敗対決でやりましょう」
海凪「僕は1回戦っているので大久保くんがいいです」
――名前が挙がらなかった安尾選手と海凪選手はどう思った?
安尾「どうも思ってないです。とにかく自分今回勝つんで、絶対。それだけです」
海凪「いやぁ、分かってないなって思いましたね。俺が勝ちます」
――ファンへメッセージを。
大久保「明日は必ず勝ちます。自分のスピードMAXでやるので目が追いつかないかもしれないですけれど、判定の時になったら俺が勝っているので、期待してください。よろしくお願いします」
安尾「ここで勝たなきゃ意味がない。本当にそれだけなので、ファンの皆様もみんな強いところを見たいと思っているので、この間よりは、しっかりとちゃんとした強さを、みんなに見せることができる試合ができるように、頑張りたいと思います」
上遠野「一番面白い試合をして、最後は倒して勝ちたいなと思っています。応援よろしくお願いします」
海凪「前回戦った時に飛びヒザ蹴りをしてしまって、当たらない距離でダウン取られちゃって負けているので、今回は飛びヒザは飛ばないようにして。多分初めて上遠野選手からダウンを取っているので、今回は失神させてやろうかなと思います」