初防衛戦の挑戦者に那須川を指名したが、断られたという花岡
2025年12月14日(日)東京・後楽園ホール『RISE 194』の対戦カード発表記者会見が、10月22日(木)都内にて行われた。
SuperFight!のバンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで、RISEスーパーフライ級王者・花岡竜(橋本道場)が一階級上げての挑戦で、第7代RISEバンタム級王者・鈴木真彦(TEAM 寿)と対戦する。

この試合は花岡が自ら鈴木を指名したと言い、その理由は「12月は本来なら防衛戦をする予定で、さんざん(花岡の)名前を出している選手を指名させてもらったんですけれど逃げられちゃって。それでやらないんだったら55㎏に挑戦させてくれという事で鈴木真彦選手を指名させて頂きました」と、初防衛戦の相手を指名したが逃げられた、とコメント。

さんざん名前を出している選手とは、現在スーパーフライ級1位の那須川龍心(TEAM TEPPEN)であることは間違いないだろう。那須川は10月30日(木)東京・後楽園ホールで初開催される新キックボクシングイベント『GOAT(GREATEST OF ALL TIME)』への出場が9月29日に発表され、チャラームダム・ナヨックエータサラ(タイ)との対戦が決まっている。

那須川が逃げたと考えているようだが、今後はもう相手にしないという事なのかと問われた花岡は、「10月30日にタイの選手と試合があるんですよね? 逆の立場で考えた時に、僕がベルトを持っていなくて1カ月半試合が終わってから期間がありますってなったら、絶対に断らない。そこを『試合期間が』、『間隔が』とかで断るくらいで名前を出して来るんなら、このベルトは自分の格闘技人生を懸けて獲ったものだし、甘い考えで言ってくるなよ。一回断られてるという事なので、(また)直ぐに挑戦したいと言われても、53㎏で挑戦者決定トーナメントを組んでくれるとか段階を踏んで来ないなら僕はやる気がしないです」と、挑戦者の列に並び直せと辛辣なコメント。

【写真】8月の試合後、「花岡選手を狩るのは決めているので。ナメんなよっていうのはありますね」と発言していた那須川
花岡は鈴木戦を機に「今回負けても勝っても、しばらくは55㎏に集中して行こうかなという想いはあります」と、しばらくの間はバンタム級で試合をする方針であることも話している。



