マッスルポーズで雄叫びをあげるロッタン。もう体重超過の心配はない?(C)ONE Championship
2025年11月16日(日)東京・有明アリーナ『ONE 173』(U-NEXT配信)の第14試合ONEフライ級(※61.2kg)ムエタイ世界王座決定戦3分5Rで、ノンオー・ハマ(タイ)と王座を争うロッタン・ジットムアンノン(タイ)が公開ワークアウトを行った。

スピードのあるシャドー、パワフルなミット打ちを見せたロッタンは、集まったメディア関係者と記念撮影するなど人気者ぶりを見せつけた。

気になる体重調整について聞かれると、ロッタンは「この試合に向けて、丸1カ月間、本当にハードなトレーニングをしてきた。武尊との試合後を振り返ると、身体を休めることはなく、体重を維持し、スポーツをし、定期的にトレーニングもしていた。今は何も心配していないよ。トレーニング中は、相手よりも優位に立つための戦略を見つけるために、研究と課題をこなし、チームと練習を重ねてきた」と武尊戦後も定期的にトレーニングを行い、この1カ月はハードに練習を重ねてきたので体重に心配はないという。

対戦相手のノンオーについては「ノンオーを心から尊敬している。彼はすべてのボクサーにとって模範的な存在だ。非常に規律正しく、常に私の師だった。しかし、試合となると、僕は全力を尽くさなければならない」と尊敬の念を抱いていることには変わりないが、「この試合の結末がどうなるかは分からないが、僕たちは同じ決意を持っている。ノンオー、全力を尽くしてくれ。リング(※今大会はケージ)で俺に屈しないなら、僕もあなたに屈しない。お互いを尊重せず、相手に屈するなら、それは絶対に俺たちのスタイルじゃない」と、互いに屈しない気持ちをぶつけ合おうとメッセージ。

最後には「ONE世界王座のベルトは、すべてのファイターにとって究極の目標だ。誰もがそれを名誉の印として身に着けたいと願っている。だから、この勝利は僕にとって大きな意味を持っている。必ず取り戻さなければならない」と、2024年11月の『ONE 169』で体重超過によってはく奪されたベルトを必ず取り戻すとの決意を語った。



