コプリヴレンスキーの準々決勝の対戦相手は7年前に吉成名高と対戦したヘラクレスに決定(C)K-1
2025年11月15日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド~』の追加・変更対戦カードが発表された。
当初「-70kg世界最強決定トーナメント・決勝ラウンド」の準々決勝でストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym)との対戦が決まっていた木村“フィリップ”ミノルが右拳の骨折によりドクターストップ。
代わってコプリヴレンスキーの対戦相手は、ヘラクレス・ワンコンオーム.WKO(タイ/Wankhongohm.WKO)に決定した。

ヘラクレスはRWS(ラジャダムナン・ワールド・シリーズ)を主戦場にとするトップファイターで、昨年はRWSで行われた8選手参加のウェルター級トーナメントで優勝。前回の試合は8月に154ポンド(-69.8kg)の試合で勝利して目下7連勝中。
15歳で2018年にルンピニーとラジャダムナン両スタジアムのミニフライ級王者となり、日本のリングには15歳のときに初来日。2018年12月に吉成名高の挑戦を受けてラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級タイトルマッチを争ったが、判定で敗れ王座を奪われた(当時の表記はハーキュリ・ペッシーム)。
その後は急速に階級を上げていき、22歳となった現在は183cmの堂々たる体躯に成長。2023年にはラジャダムナンスタジアムのウェルター級(-66.68kg)王座も獲得。2023年には2度『ONE Friday Fights』にも参戦し、日本の柴田真吾とアスランベック・ジクレーブに勝利。さらに、2023年9月にはヨードクンポンからも勝利を収めている。

タイではハーキュリース(Herculesの英語読み)の呼び名でRWS中量級エースの座に君臨している。戦績は63勝(8KO)21敗。-70kgトーナメント制覇で第二のブアカーオとなることが出来るか。
また、トーナメントと同階級のスーパー・ウェルター級(-70kg)で璃久(eiL-08)と、アラッサン・カマラ(セネガル/Emergence Le Havre)の対戦が決定。

璃久は、7月のK-1福岡大会でゾーラ・アカピャンとの対戦でKO負け。9月開幕のトーナメント出場を逃しており、今回は再起を懸けての戦いとなる。
対するアラッサン・カマラは、今大会でダリル・フェルドンクとトーナメント準々決勝を戦うアルフォセヌー・カマラの双子の兄弟。サバット・プロ-71kgトーナメント2回優勝、サバット・フランス選手権3回優勝、CDG-71kg王者の実績を持つ。
9月の開幕戦で最もインパクトを残したアルフォセヌーとともに、兄弟でカマラ旋風を巻き起こすか。





