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【RISE】ボクシングとキックボクシングの“二刀流”元世界王者・吉田実代が帰国挨拶、11・2両国で12年ぶりキック復帰「シンプルに戦うことが好きなので」

2025/10/20 17:10
 2025年10月19日(日)東京・後楽園ホールで開催された『RISE 192』に、11月2日(日)東京・両国国技館『RISE WORLD SERIES 2025 FINAL』に出場する3選手がリングに上がった。  今大会でキックボクシング復帰戦を行うプロボクシング第5・7代WBO世界スーパーフライ級王者・吉田実代(Bread winner NYC)も登場。吉田は多数のタイトルマッチ経験を持つベテランの美斬帝(=みきてぃ/テツジム)と-52.5kg契約3分3Rで対戦する。 「RISEの皆さん、初めまして。私は今ニューヨークに住んでいて今日ニューヨークから来ました。キックボクシングを20歳で始めて27歳でボクシングに転向して、今37歳になって12年ぶりに11月2日にキックボクシング復帰戦を行います」と、帰国と参戦の挨拶。  続けて「3回世界チャンピオンになって、まだボクシングの方も1位で指名挑戦もあってまた世界戦も今後やるんですけれども、とにかくもう37であと残り自分が一番いい選手の時に、いい試合を出来ると思った時にここ数年、年に1回しか試合が出来ない状態が続いていて。あと何年か悔いなく、シンプルに戦うことが好きなので、もっともっと強くなりたいと思って今回参戦を決めました。11月2日、一生懸命頑張るのでRISEの皆さん、ぜひ名前覚えてもらって応援よろしくお願いします」と、キックボクシングに復帰する理由を話した。  吉田は元々、伊藤隆RISE代表が作ったTARGETでキックボクシングを始め、アマチュア大会に出場していた。プロシュートボクサー時代は神村エリカ、魅津希、高橋藍らトップファイターと対戦している。今後はボクシングとキックボクシングの“二刀流”で試合を行っていくという。  SuperFight!のバンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで、オムノーイスタジアム認定スーパーバンタム級王者ペットサンコム・ソー・ソンマイ(タイ)と対戦するRISE世界バンタム級王者・志朗(BeWELLキックボクシングジム)は「前回3回ダウンを奪えたんですけれど、KO出来なかったので今回はしっかりKO勝ちしたいと思っています。国内55kgでまだ戦わなければいけない日本人がいるので、来年は国内最強を決める戦いがあると思うのでそこへ向けてしっかり、11月2日はKOしたいと思うので応援よろしくお願いします」と、来年へ向けてKO勝ちしたいと挨拶。 「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」準々決勝で、笠原弘希(シーザージム)と対戦する白鳥大珠(TEAM TEPPEN)は「11月2日、シュートボクシング3階級制覇の笠原選手と戦うんですけれど、つい2日前に練習終わって近くの銭湯に行ってサウナに入ろうとしたら、入る瞬間に笠原くんが出てきて。けっこう気まずい感じになっていたんですけれど、向こうも気持ちよく次の試合お願いしますって。そこで話し合ってお互い気まずいながらも裸の付き合いみたいな感じもあったので。向こうもSBの看板背負っているし、俺もRISE背負って戦うので、意地とプライドの戦いになると思うので皆さんぜひ見に来てください」と、ほのぼのエピソードを明かしながらも激闘になることを予告した。
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