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ボクシング元世界三団体統一ヘビー級王者タイソン・フューリーが総合格闘技転向へ「年内のデビューを望んでいる」

2019/10/29 12:10
 プロボクシングの元WBA・IBF・WBO世界三団体統一王者タイソン・フューリー(イギリス/31歳)が、年内にもMMA(総合格闘技)デビュー戦を行うと発言。米国の複数のメディアが報じている。  フューリーは父親の手ほどきで12歳からボクシングを始め、非合法の素手で殴り合うベアナックル・ボクシングも経験。オリンピック出場を目指していたが叶わず、プロ転向を決めて2008年12月にプロデビュー。2015年11月、三団体統一ヘビー級王者ウラジミール・クリチコを破り、三団体統一王者となった。  その後は数々のトラブルや引退騒ぎなどを起こしたが、2018年6月に復帰。TKO勝利を収めると同年12月にはWBC世界ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダーと対戦して引き分けた。 2018年12月のワイルダー(左)戦ではフューリーが300万ドル、ワイルダーが400万ドルのファイトマネーを稼いだ(写真は試合のポスターイメージ) 最初の報道では、フューリーがコナー・マクレガーとトレーニングする予定であることが確認され、本人から「全てが計画通りに進めばMMAデビュー戦が今年中に行われるかもしれない」とコメント。このニュースをフューリー自身がリツイートし、マクレガーも「レッツゴー」とツイート。  また、イギリスのスポーツ専門チャンネル『Sky Sports News』のインタビューにも、フューリーは「年内のMMAデビューを望んでいる」と答えており、MMA転向は本気のようだ。  ただし、フューリーは2016年10月に自身のSNSで引退を表明するも、各メディアが一斉に報じた3時間後に引退を撤回した前科もある。  ボクシング界の大物がデビューするのは、UFCか、Bellatorか、それともRIZINなのか。
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