11・16日本大会でONEフライ級ムエタイ世界王座決定戦に臨むロッタン。結果次第では来年ワールドGP開催か(C)ONE Championship
2026年にONEフライ級ムエタイのワールドグランプリ開催か。ONE Championshipのチャトリ・シットヨートン代表が、開催に興味を持っていると発言したと海外メディアが報じた。

【写真】2022年のGPは決勝で両者が体重超過、優勝者なしでキャッチウェイトのワンマッチとしてスーパーレック(左)とパンパヤックが戦った
ONEフライ級ムエタイのワールドグランプリは2022年にも開催されたが、ロッタン・ジットムアンノンが準決勝でハイドレーションテストの尿サンプルを提出できず欠場、決勝戦はスーパーレック・ギャットムー9とパンパヤック・ジットムアンノンで争われることになっていたが、両者とも体重超過で失格となり、優勝者無しという結末になった。

【写真】ヨードレックペットを破るなどONEで3連勝を飾っている吉成士門
4年ぶりの開催となれば、現在ランキング1位のロッタン、2位のスーパーレック、3位のノンオー・ハマ、4位のゴントーラニー・ソー・ソンマイ、5位のジャオスアヤイ・モー・クルンテープトンブリーとランカー(※世界王者は空位となっている)の他にも23戦無敗の怪物アスラムジョン・オルチコフ(ウズベキスタン)、10月4日にジャオスアヤイを破ったアキフ・グルザダ(アゼルバイジャン)、日本人では2022年のGPにも出場した内藤大樹(BellWood Fight Team)、ONEで3連勝を飾っている吉成士門(エイワスポーツジム)などがいる。
2022年時よりも選手層が充実しており、もし本当に開催となれば激戦のトーナメントが予想される。現在空位となっているONEフライ級ムエタイ王座は11月16日(日)東京・有明アリーナ『ONE 173: Superbon vs. Noiri』(U-NEXT配信)にてロッタンvs.ノンオーで争われることが決まっており、この一戦の試合内容も開催に影響しそうだ。
日本のファン的には武尊がいるONEフライ級キックボクシングでワールドGPを開催してほしいところだが、果たして。



