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Bellatorが10月25日(日本時間26日)と26日(日本時間27日)、米国コネチカット州アンカスビルモヒガンサン・アリーナにて、「Bellator 231」と「Bellator 232」を連続開催。
26日のメインカードにWSOFで活躍した隻腕ニック・ニューウェルが登場した。ニューウェルは、Bellator初戦となった2019年8月にコーリー・ブラウニングに1R肩固めで一本勝ちし、初陣を飾った。前回はプレリムだったが今回はメインカードにラインナップされた。
Bellator2戦目の相手はMMA11勝6敗のマニー・ムロ。Rage in the Cage OKCで活躍し、2017年10月にはBellator184に出場しエマニュル・リベラに判定勝ちしている。前戦は6月にRITC OKCで一本勝ち。
▼160ポンド契約 5分3R
〇マニー・ムロ(米国)
[判定2-1]※29-28×2,27-29
×ニック・ニューウェル(米国)
1R、四つから金網に押し込み左で差して崩すムロ。ニューウェルのサイドバックに着くが頭をがぶったニューウェルは右腕でギロチン。鋭角に左腕を差し込みムロを座り込ませて金網に押し付けて絞める。背中をついて逃れたムロはハーフガード。
オープンフィンガーグローブの無い左手で背中にパウンドするニューウェル。ヒザ立ちになるロムのバックに回るが、ムロも右手掴み脇を潜る。腕を外したニューウェルはマウントを奪い、左手の無い腕でヒジ!
2R、ニューウェルの右ストレートを掻い潜り左で差すムロ。しかしニューウェルは短い右腕で小手に巻き&払い腰テイクダウン! すぐにバックを奪うと亀からニューウェルを背負ったままムロは立つ。足を着いたニューウェルはダブルレッグで金網に押し込み、シングルレッグへ。クラッチが通常と異なるためハイクラッチでヒジを持ち崩す。頭を突っ込んでムロの左足を狙うニューウェルだが、ムロもその右足首をつかむ。
シングルレッグを試みるニューウェルは潰され下に。立ち上がるとそこにムロは、ニューウェルはのガードが甘くなる左側に右ストレート! たまらず組み付くニューウェルをがぶる。ニューウェルは肩で息をする。
3R、すぐに押し込み左で差してボディロックするムロは回してテイクダウン。すぐに立つニューウェルは正対。今度は右で差すムロ。さらに左も差して両差しに。ニューウェルは左腕で差し返すことは難しい。回してテイクダウン。しかしここも立つニューウェルにムロはスタンドでシングルバックから引き込み。
亀から何度も立つニューウェルを崩してバックを奪い両足をフック。たすきがけからチョークを狙うが、中腰まで立つニューウェル。スタミナを削られる。ムロが背後からパウンドしゴング。
判定は2-1と割れてムロが勝利。マイクになぜかブーイングを浴びたムロは苦笑して「オクラホーマ!」と観客に叫んだ。