MMA
インタビュー

【RIZIN】平本丈との熱戦を制した冨澤大智「大晦日は篠塚辰樹と再戦を」「3年以内にベルトに絡める試合をしたい」「格闘家としてちゃんと仕事ができた」

2025/09/28 20:09
 2025年9月28日(日)愛知・IGアリーナにて開催された『RIZIN.51』(U-NEXT配信)の第3試合フライ級(57.0kg) 5分3Rで、平本丈(剛毅會)に判定2-1で勝利した冨澤大智(フリー)が試合後インタビューに答えた。  冨澤は1Rにリアネイキドチョークを極めかけられる大ピンチに陥るも、2Rから打撃で逆襲。最後は足を止めての打ち合いで場内を大いに沸かせ、スプリット判定勝ちした。 気合い見せましたね ――試合を終えた率直な感想を聞かせてください。 「思ったよりも結構きつい展開にはなったんですけれど、楽しかったっすね。凄くいい試合だったなと思います」 ――打ち合いではどんなことを考えていたんでしょうか? 「RIZINの会場に来てる人とか、PPVを見てる方々がやっぱ見たいのって、ああいう打ち合いとか、見てる人たちが心震えるような試合だと思うので、そういうシーンを演出できたっていうのは、一つ格闘家としてちゃんと仕事ができたのかなと思います」 ――打ち合いの中、笑顔のようにも見えたが? 「打ち合いが純粋に楽しいっていうのもありますけれど、会場が凄いどよめいてくれるので。客観視しながら試合してるので、会場がワクワクしてくれてると、僕も楽しくなってきて、もっともっとやってやろうみたいな感じになってましたね」 ――今後の目標、展望を教えてください。 「やっぱりMMAフライ級で一番取りたい、ベルトを狙いたいなと思ってるんで。来年にはグランプリに出てるような選手たちとちゃんとやりあえるぐらい、もっと練習頑張ってやっていきたいなと思ってますね。まずは大晦日。篠塚くんがもし怪我が間に合って、彼がフライ級でやっていくんだとしたら、絶対倒さなきゃいけない相手だと思ってるのでリベンジしたいなと思ってますけれど、一番はRIZINフライ級でベルトを巻きたいですね」 ――1Rにリアネイキドチョークを仕掛けられる場面がありましたが? 「周りがどよめいているよりかは、結構練習で想定してやってきてたので、ここをしのげば自分のターンになるっていうのがあったんで。2回ぐらい本当きついなと思ったのありましたけれど、練習でもっときついのやってたので、耐えられるなってのはありましたね」 ――戦前に語っていた根性を出した? 「そうですね。気合い見せましたね」 ――試合を通して平本選手への思いに変化はありましたか? 「めっちゃ印象変わりましたね。あんな気持ち強いんだと思って。凄い変わりました、印象が。平本蓮くんの弟じゃないなって。平本丈選手だなと思いましたね」 ――打撃でフィニッシュできる手応えはあった? 「ありましたね。もっと早く倒れると思ってましたし、多分KOパンチとかも入ってたと思うし、腹とかもカーフとかもだいぶ効かせていたと思うので。自分の手応え的には、全然倒れてもおかしくないぐらいのダメージは与えてたのかなと思ったんですけど、それでも退かずにちゃんと来たので、男じゃんと思いましたね」 ――富澤選手のダメージは? 「なんかもらってはいたんですけれど、自分が倒れる打撃ではないなっていうか。もらっても大丈夫だなって感覚でしたね、僕は。これぐらいだったら俺は倒れないなっていう」 ――試合後、篠塚選手へのリベンジをアピールされてましたが、大晦日で実現した場合、勝てる自信は大きい? 「勝てるか勝てないかで言ったら、まだ五分五分ぐらいかなって。MMAで僕が唯一、打撃の分が悪いのは彼だと思ってるんで。それ以外の勝ち筋のプランっていうのを、何パターンも準備しないと。相性的にはなかなかしんどい相手だと思ってるんで。それをちゃんと2カ月かけて、上田さんだったりとかFIGHTER’S FLOWのメンバーと作戦練り上げてしっかりやっていけば、これが大晦日までに限りなく100%に近づくようになっていくのかなと思いますね」 ――フライ級のベルトという発言もありましたが、どれぐらいの期間を見据えている? 「30歳までですね。今が27。今年28になるんですけれど、あと3年以内にそこに王手をかけるというか、そこに絡めるような試合をしたいなと思ってますね」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント