乱闘に巻き込まれてKOされ、リングを降りるヴァンダレイ・シウバ Photo by Wesley Felix
2025年9月27日(土・現地時間)ブラジル・サンパウロのARCA Spacesにて開催された『Spaten Fight Night 2』で、ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル)が7年ぶりに試合を行った。

【写真】同大会のメイン画像(C)Spaten Fight Night
同大会のメインイベントにて、ボクシング形式のエキシビションマッチ8Rでアセリノ・フレイタス(ブラジル)と対戦。49歳のシウバは、2018年9月の『Bellator260』にてランペイジ・ジャクソンと対戦して以来のリング。フレイタスは41勝2敗の戦績を持つ元プロボクサーで、ボクシングのエキシビションマッチで5勝無敗だという50歳。
シウバはロープに押し付けたフレイタスに下から勝ちあげるバッティングで減点1。その後にもシウバのバッティングがあり、4R1分34秒、シウバの失格負けとなった。
しかし、それでは収まらなかった。リングには両陣営が上がり、エキサイトした両陣営が乱闘に。シウバは乱闘を止めようとしたが、フェイタスの息子ハファエル・フレイタスの右フックを不意にもらってバッタリと倒れ、完全に失神。ぴくりとも動かず、周りでは乱闘が続いていた。
その後、シウバはセコンドに支えられてリングを後に。何とも後味の悪いサンパウロの一夜となった。



