MMA
インタビュー

【RIZIN】ダニー・サバテロが言いたい放題「佐藤将光はクソみたいなスタイルだ。全てにおいてレベルが低い」「ヤツの頭を蹴りかエルボーで陥没させることがあるかも」

2025/09/26 15:09

サバテロが戦う時は何が起きるのか分からない


――この試合に向けて。堀口恭司選手からはどんなアドバイスが?

「恭司からはいつもアドバイスをもらっているよ。自分がフロリダに引っ越してきた時の最初の友人でもあるんだ。彼は本当にスペシャル、特別な選手だと思う。彼のスピードはこの世のものとは思えないぐらい速い。常日頃からアドバイスはもらっているよ。技術の部分も教えてもらったり、自分も教えたりしている。自分からすれば、今回日本で戦うってことだけではなく、普段から自分のトレーニングパートナーとしてメインの存在なんだ。

 他にも日本人選手たちがたくさんいて、金太郎だったり(中村)倫也だったり、(牛久)絢太郎だったり、日本人選手は本当に特別でみんないい心を持っていて、みんな真面目に練習する。その中で自分は恭司と一番近い距離の友人関係が築けているのかなと思う。互いに助け合って、教え合って、いい関係を作っていると思う。彼はこれからフライ級のチャンピオンになるだろうし、自分はこれからバンタム級のチャンピオンになる」

──前戦の太田選手との試合では、あなたの強みであるスクランブルゲームを出さずとも打撃でペースを握りました。今回の佐藤戦ではMMAレスリングの武器を使わざるを得ない相手と認識していますか、それともスタンドゲームで支配できると考えていますか。

「この業界の中で楽しいのは何があるのか分からないということ。ダニー・サバテロが戦う時には、何が起きるのか分からないっていうのが楽しみな部分であると思う。前回、太田選手と戦った時も、彼は日本にとって偉大なオリンピアで日本に銀メダルをもたらしたナショナルヒーローだと思う。みんなはこの試合がグラップリングの試合展開になるんじゃないかと予想していたと思うけれど、自分は打撃に持ち込んだ。

 そこで自分は打撃でも彼より強いと証明したし、みんなが期待するレスラーに対して自分の方がグラウンドが上手いことを証明するために、1R開始30秒以内に1回テイクダウンも自分はしている。そういった部分を証明するためにやった上で、楽しい試合という部分を作るためにああいった展開したんだ。今回も全くすることは変わらない。

 佐藤のグラウンドはアマチュアレベルで、グラウンドに行ったら間違いなく自分が勝てると思うし、打撃でも自分がボコボコにしてやるかもしれない。自分のキャリアを見ている選手だったら分かるけれども、自分の打撃ははるかに進歩している。MMAとしては自分の打撃は寝技と同じぐらい進化していると思うし、トータルファイターになっていると思う。打撃で自分がヤツの頭を蹴りで陥没させるか、グラウンドで自分がエルボーで顔面を陥没させることがあるかもしれない。もしくはチョークで終わるかもしれない。

 自分は寝る前に必ずこの試合を想像するようにしているんだけれども、自分の中では今のところ半分はチョークで終わる。そしてもう半分はスタンドの打撃で終わっている。実際に蓋を開けてみないと何が起こるかは分からないけれどね。とにかくファンに約束できることは、この試合必ず面白い試合になる。自分はこれは仕事だと思っていない。自分が楽しくて好きだから趣味でやっていると考えているよ。相手の顔を削って、2万人のIGアリーナの観客の前で、そういった作品を作りたいと思う。どうであれ、約束したいのは面白い試合になるということだ」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.341
2025年12月21日発売
大晦日決戦に臨むシェイドゥラエフと朝倉未来ほか「特集◎大晦日を読む」では、5大タイトルマッチのインタビューと川尻達也らが試合解説。UFC平良達郎、40周年記念・水垣偉弥インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント