判定は絶対に聞きたくないからフィニッシュする、と話したサトシ
2025年9月28日(日)愛知・IGアリーナ(愛知国際アリーナ)にて開催される『RIZIN.51』に出場する選手の個別インタビューが、26日(金)名古屋市内にて行われた。
第14試合のRIZINライト級タイトルマッチ(71.0kg)5分3Rで、堀江圭功(ALLIANCE)の挑戦を受けるホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)が試合前の意気込みを語った。
ボンサイの時代はまだまだ続く

【写真】5月の韓国大会ではリアネイキドチョークでフィニッシュ
――現在の心境は?
「今日が一番緊張するタイミング。まだ体重を落としていないし、まだ食べれないから。でもいつもと同じですね」
――地元の近いところで試合をする気分は?
「もちろん嬉しいね。今回たくさん友だちと生徒が来るから。そのプレッシャーもあるけれど嬉しいです」
――堀江選手の印象は?
「彼はフェザー級の時から強くて、ライト級に上げる時は大丈夫かなと思ったけれどライト級でもいい選手になったと思います。強い選手です」
――どんなイメージをして練習を?
「いろいろ考えたけれど、彼のフェザー級からの得意なポイントはそんなに変わらないと思います。ボクシングとカウンターパンチと、あと投げのディフェンスも強い選手だと思います」
――どんなフィニッシュを考えている?
「いろいろプランはいつも考えるけれど、今回は極めると思います。ガードからの三角絞めで極めます」
――タイトルマッチはワンマッチと違う気持ちがある?
「もちろんもっとプレッシャーがあります。でもそのプレッシャーの方が私は好き。勝てないとベルトがなくなるからもっと一生懸命練習します。いつも頑張るけれどもっと頑張れますね」
――東京ドームとか大きな会場で試合したかったという気持ちは?
「いつもその気持ちはあります。前回のクレベルの試合はいい会場だなと思ったけれど。でも私の気持ちはどこでも関係ないです。私はRIZINのライト級王者だからどこでも試合をしますし、どこでもいい試合を見せたいです」

【写真】記者会見では自らこの試合にベルトを懸けたいと申し出たサトシ
――先ほどもフィニッシュ予告をしたが、フィニッシュのこだわりは?
「もちろんあります。よく練習するのはフィニッシュしたいから。周りの人たちと、クレベルと朝倉未来の試合後に話したのは判定は絶対に聞きたくないということ。判定と自分の試合のイメージが違うことがあるから、KOでも一本でもフィニッシュして判定には行きたくないです」
――今回防衛してクレベルにエールを送りたい?
「もちろんです。クレベルは前に負けたけれど、私が勝って怪物くんも勝つから、周りの人が勝てばクレベルも元気になるからボンサイの時代はまだまだ続きます」
――堀江選手はスタンドが強い。スタンディングで立ち会える自信は?
「いつもあります。私もKO出来ているから。私のイメージは極めが強いけれど打撃も練習しているので。彼がミスすればそこでチャンスはあります」
――ケージではなくリングであることは、クラッチにおいて今回、サトシ選手にとって戦いやすいでしょうか?
「私はケージでもリングでも変わらない。私はケージもロープも使ってないから関係ないです」
――5度目の防衛戦となるが、ベルトをこんな長い期間キープするとは想像していた?
「4年間ずっとベルトを持っていられたから嬉しい。でも、もっと長く持っていたいから頑張ります」
――どれくらい防衛するつもり?
「怪物くんとクレベルともよくその話をしています。いつまでかは分からない。私がやるべきことはベルトの価値を上げることです。誰が挑戦してきてもいいけれど、このベルトを獲るのは簡単じゃない。私がベルトの価値を上げたいですね」




