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【柔術】ヒクソンの茶帯・髙田延彦、63歳の優勝を語る「柔術に出会えて良かった」

2025/09/22 12:09
【柔術】ヒクソンの茶帯・髙田延彦、63歳の優勝を語る「柔術に出会えて良かった」

(C)R柔術

 2025年9月19日(金)、千葉ポートアリーナで開催中の『SJJIFワールド』に、髙田延彦が出場。マスター56歳以上の茶帯ヘビー級で2試合を勝ち抜き、優勝した。

 髙田のコンペティション出場は、2024年9月に愛知県武道館で開催された『SJJIF World Jiu Jitsu Championship 2024』のマスター7紫帯ヘビー級でワンマッチ優勝して以来。今回の勝利で紫帯と茶帯で『SJJIFワールド』2連覇を達成したことになる。

 ヘビー級は三つ巴戦となり、髙田は初戦で木下徹(吹田柔術)と対戦。右手で襟、左手で袖を持った髙田に木下は右前足にシングルレッグ狙いも、袖を掴んでクラッチさせなかった髙田が、袖を引き、襟を押し込んで投げて抑え込み。そのままサイドから右で脇差し、袈裟固めに移行。両足で右手を挟んでのスカーフホールドアームロック=Vクロスを極めてタップを奪った。

 UWF時代からの得意の形が、柔術でより精度が高まった動きだった。

 続く決勝戦では、同じく初戦を勝利した吉田一富(サイレント柔術)と対戦。両者膠着で注意後、髙田は片襟、片袖に組み手を変えて、一気にカラードラッグでテイクダウン。2ポイントを奪い、終盤には吉田を引き込みしっかりクローズドガードに入れて三角絞めを狙ったところでブザー。ポイント2-0で勝利した。

 道衣ならではの片襟・片袖を掴んでの、支え釣り込み足も効かせての力強いテイクダウンダウンでの勝利は、1回戦同様に引き手を効かせたものだった。

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