(C)GONG KAKUTOGI
2025年9月23日(火/祝)東京・ニューピアホールで開催の『PANCRASE 356』のメインイベントで行われる予定だった女子ストロー級王座戦・ソルト(マルスジム)vs.KAREN(THE BLACKBELT JAPAN)の試合が、ソルトの練習中の怪我により、試合中止となることが21日、PANCRASEより発表された。代替カードが行われない。
発表を受け、ソルトは「KAREN選手、THE BLACKBELT JAPAN様、多大なご迷惑をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。そして、KAREN選手を応援している方々、KAREN選手と私の試合を楽しみにご来場予定してくださっていた皆様、誠に申し訳ございませんでした」と投稿。
KARENも「試合を楽しみにしてくださった皆さま、本当にすみません。直前での中止は大変悔しいですが、この悔しさを力に変えて、前を向いて次に備えます。応援してくださった皆様に心から感謝しています。次戦を楽しみにしていてください」と、試合を望んだ。
両者の試合は3度目。22年12月にソルトがPANCRASE初参戦にして当時のストロー級王者KARENを判定で下し、23年4月にはKARENとのダイレクトリマッチに臨んだソルトがチャンピオンシップの5分5Rを制し、第5代同級クイーン・オブ・パンクラシストの座についていた。
24年9月の初防衛戦でソルトは、藤野恵実に勝判定勝ちも、25年は修斗でパク・ボヒョンに、RIZINで万智に、いずれも外部マットに出ての判定負け2連敗中だった。
対するKARENはPANCRASE参戦後、5連勝で藤野恵実からベルトを奪取。6連勝まで記録を伸ばしたが、ソルトに2連敗。しかし、その後、修斗にも参戦するなど4連勝中と波に乗っていた。両者の3度目の対戦はソルトの怪我の回復を待って行われるか。
なお、同大会では、コ・メインのフェザー級・遠藤来生(Power of Dream Sapporo/7位)vs. オタベク・ラジャボフ(タジキスタン)がメインイベントに格上げとなっている。





