キックボクシング
レポート

【ジャパンキック】政斗がダウン喫するも追い上げての逆転勝利で初防衛、引退&公開プロポーズと盛りだくさんの一夜に

2025/09/21 22:09
【ジャパンキック】政斗がダウン喫するも追い上げての逆転勝利で初防衛、引退&公開プロポーズと盛りだくさんの一夜に

1Rにダウンを奪われるも追い上げて逆転に成功した政斗(C)ジャパンキックボクシング協会

ジャパンキックボクシング協会「KICK Insist24」
2025年9月15日(月・祝)東京・新宿FACE

▼メインイベント ジャパンキック ウェルター級タイトルマッチ 3分5R
〇政斗(治政館/王者)
判定3-0 ※48-45、48-46×2
×細見直生(KICKBOX/挑戦者・同級2位)
※政斗が初防衛に成功。


 王者・政斗は今回が初防衛戦。対する挑戦者の細見はデビューから4戦4勝の無敗でタイトル挑戦となった。

 1R開始から試合が動き、お互い蹴り合いの後、パンチの応酬から細見が右ストレートで先制のダウンを奪い、一気にヒートアップ。パンチの強打を繰り出す細見にヒジとヒザで削りにいく政斗。


 2Rに入るとパンチと左縦ヒジで攻める細見に政斗が出血しながらもパンチ、ヒジ、組んでからのヒザで攻める展開でこのラウンドは政斗が取り返した。


 3Rに入り政斗が左ミドルを繰り出してリズムをつかむと、組んでからのヒザなどもあり細見の消耗が見え始める。

 4Rになると細見が左ジャブ、縦ヒジで攻めるが政斗が組んでからのヒザ、ヒジで攻め左ミドルで細見の右の強打を封じる。


 5Rになると細見の出血でドクターチェックがは入るも再開し、終了のゴングがなるまでの打撃戦となった。

 政斗が1Rにダウンを奪われる展開になるも2R以降盛り返し、初防衛に成功した。


 試合後にはリング上で関係者に感謝の言葉を伝えると、この試合で引退することを発表。また、10月に結婚するフィアンセにリング上でプロポーズするなど最高の締めくくりとなった。

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