(C)Yamada Shigetaka/R柔術
2025年9月19日(金)、千葉ポートアリーナで開催中の『SJJIFワールド』に、髙田延彦が出場。マスター56歳以上の茶帯ヘビー級で2試合を勝ち抜き、優勝した。
髙田のコンペティション出場は、2024年9月に愛知県武道館で開催された『SJJIF World Jiu Jitsu Championship 2024』のマスター7紫帯ヘビー級でワンマッチ優勝して以来。今回の勝利で紫帯と茶帯で『SJJIFワールド』2連覇を達成したことになる。
ヘビー級は三つ巴戦となり、髙田は初戦で木下徹(吹田柔術)と対戦。右手で襟、左手で袖を持った髙田に木下は右前足にシングルレッグ狙いも、袖を掴んでクラッチさせなかった髙田が、袖を引き、襟を押し込んで投げて抑え込み。そのままサイドから右で脇差し、袈裟固めに移行。両足で右手を挟んでのスカーフホールドアームロック=Vクロスを極めてタップを奪った。
続く決勝戦では、同じく初戦を勝利した吉田一富(サイレント柔術)と対戦。髙田がカラードラッグのテイクダウンで2ポイントを奪い、終盤には吉田を引き込みクローズドガードに入れて三角絞めを狙ったところでブザー。ポイント2-0で勝利した。
高田は、かつてPRIDEで対戦したヒクソン・グレイシーから2024年12月に茶帯を授与されており、今後もライフワークとして柔術を続け、黒帯を目指す。











