(左から)西京、中村K-1プロデューサー、黒岩知事、武尊、林
2019年11月24日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~』に出場する、K-1スーパー・フェザー級王者の武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)、同ライト級王者・林健太(FLYSKY GYM)、第3代K-1 KRUSH FIGHTフェザー級王者・西京春馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の3選手が、10月24日(木)神奈川県庁に黒岩祐治・神奈川県知事を表敬訪問した。
同行した中村拓己K-1プロデューサーは「K-1は2014年に3000人規模の会場から始めて、横浜アリーナは名勝負をたくさん産んだ会場ですのでいつか開催したいという想いがずっと頭の中にありました。今回11月24日に開催できることになり、知事にご挨拶に伺いました」と、念願だった横浜アリーナ大会の開催が決まったことを知事に報告。
続いて選手を代表して武尊が「僕らは神奈川の相模大野にあるジムで練習していて、ずっと神奈川県で練習して強くなってきました。いつもはさいたまスーパーアリーナや東京ので試合が多くて、神奈川で試合をすることがなかったので試合ができることが凄く嬉しいです。みんな面白い試合をして神奈川県を盛り上げるつもりですので、知事にもぜひ会場へ来ていただいて応援していただければと思っています」と知事に挨拶した。
黒岩知事は「開催おめでとうございます。新生K-1が横浜アリーナで大会を開催するのは初めてとのことなので大変楽しみにしています。皆さんより早く着いたのですが、職員の大歓迎ぶりを見てビックリしました。ああいう光景はあまり見たことがなくて。オリンピックでメダルを取った人が来る時にはああいう光景になるのですが、それくらい県庁職員が期待しているのかなと思いました。その中でこの御三方は神奈川にゆかりがあるとお聞きしました。そういう方が新しく生まれ変わったK-1で横浜アリーナで活躍される姿をぜひ多くの方に見ていただきたいと思いました。
私もかつてのK-1をよくテレビで見ておりまして、その時のイメージからするともっと大きな選手なのかなと思っていたら、意外と皆さん華奢というか、バネがあって俊敏に動く感じで。こういう風に新しく生まれ変わったK-1がどんなものなのかと大変楽しみになりました。こういった機会を使って、さらに新しいK-1が神奈川県でも大きく広がっていくように頑張っていただきたいと思います」と激励の言葉を送った。
約10分間という短い時間ではあったが、知事への訪問を終えた武尊は「昔のK-1でも何回も横浜アリーナへ観戦に行きました。格闘技の聖地でもあると思うので、そこで試合ができるのは凄く嬉しいし、それを知事にご報告できたのも嬉しかったです」との感想を述べる。
林は「K-1のチャンピオンになって神奈川県知事に挨拶に来れるような立場になったんやと思って、横浜大会もしっかり自分の王者としての結果が求められると思いますのでしっかり倒したいと思います」、西京は「こうやって知事がお忙しい中、お会いする機会を作ってくださってK-1をPRすることができて、僕も地元が神奈川県海老名市なのでこの2人のように次の試合でチャンピオンベルトを巻けるように頑張ります」と、気が引き締まったようだ。
武尊が「こんなちゃんとした感じだとは思わず、ビックリしました(笑)。県庁に着いたら花道ができていて驚きました」と言えば、林は「僕は一番先に着いたので、すぐ目の前に花道ができていたのを見て武尊君と春馬を待っている時間が一番緊張しました(笑)」、西京は「時間ギリギリで遅刻しそうだったので、それが一番緊張しました(笑)」と、緊張がほぐれたのかそれぞれ笑顔で語った。
最後に、武尊は「K-1ってテレビで見るのと生で見るのとでは迫力や臨場感、感動も違うので、ぜひ知事には会場で見ていただいて感じていただければと思います。今回だけでなく、次回もまた神奈川県大会を開きたいと思うのでぜひいらしていただきたいですね」と、知事の来場を熱望した。