体重超過したイブラギモフ(右)だが、サルシチャ(左)がトーナメント戦を希望したためトーナメント戦として行われることとなった
2025年9月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX 2025~-70kg世界最強決定トーナメント・開幕戦~』の前日公開計量が、6日(土)都内にて14:00より行われた。

第10試合の「K-1 WORLD MAX 2025 -70㎏世界最強決定トーナメント開幕戦」3分3R延長1Rで、ジョナス・サルシチャ(ブラジル/TF Team/CT Allan Popeye)と対戦するサリムカーン・イブラギモフ(ロシア/ARCHANGEL MICHAEL FIGHT CLUB)は、70.6kgで70kgの契約体重を600グラムオーバー。

会見では宮田充Krushプロデューサーが「(イブラギモフは)コンディションを崩しておりまして、ロシアサイド、ブラジルサイドと協議しております。K-1実行委員会が間に入る形で試合を実施するのか、実施しないのか、試合を実施するとしたらどのような形で行うのかとの協議に入っておりますので、出来る限り今夜のうちか明日の午前の早い時間に公式発表させていただきます」とし、その後、公式発表がリリースされた。

本来のトーナメント規定では、規定体重をクリアしているサルシチャがトーナメント1回戦を勝者扱いとなるが、その後の協議においてサルシチャが規定通りトーナメント1回戦としての対戦を希望。そのため、K-1実行委員会は特別措置としてそれを認め、同試合をトーナメントの1回戦として以下の条件にて実施することになった。
①第1R、イブラギモフは減点1から試合開始。
②イブラギモフはファイトマネーから20%没収となる(そのままサルシチャへ支払われる)





