2025年9月21日(日)愛知・LivesNAGOYA『Suk Wanchai MuayThai Super Fightvol.11』にて、福田海斗(キングムエ)との3度目の決戦が決まっているチェップカート・ポーポンサワン(タイ)が、8月28日(木)のラジャダムナンスタジアム興行『スックペッティンディープレミアム』のセミファイナルに出場。
サミンデーン・ワンコーングオームWKO(タイ)と“PrydeTV”126ポンドタイトルマッチを行い2Rに左フックでKO、以前自身が保持していた同タイトルを奪還した。
チェップカートは今年6月、マンコンレック・プーンナコン(タイ)とそれまで保持していた同タイトルの防衛戦を行い、ハイキックでKO負けを喫しタイトルを失っていた。今回の対戦相手サミンデーンはそのマンコンレックからタイトルを奪取し、今回チェップカートに王座奪還のチャンスが巡ってきたというわけだ。
サウスポーのサミンデーンに対し、チェップカートはプレッシャーをかけ右のインローキックを多用。タイミングよく蹴ってくるチェップカートのインローキックにリズムを崩されるサミンデーン。カウンターの右フックを当てるも、チェップカートの連打で動きを止められ印象が悪い。第2Rに入り、インローを警戒するサミンデーンに一瞬フェイントをかけチェップカートがオーバーハンドの左フック一閃! サミンデーンは崩れ落ちレフェリーはすぐにストップ、そのままチェップカートのKO勝利となった。
チェップカートはこの勝利でここ最近の戦績は12戦して10勝2敗という好成績。常にトップクラスの選手との対戦が続いていることを考えると驚異的な結果と言ってよいであろう。
9・21大会にはバリバリの現役王者として福田海斗との3度目の決着戦を迎えるチェップカート。方や福田海斗も8月23日(土)のRWS(ラジャダムナンワールドシリーズ)でスペインの強豪カルロス・コレオをフルマークの判定で下し、こちらも3連勝中。
タイでも話題となっている両者の激突は、今後のタイ・フェザー級トップ戦線にも大きな影響を与えるかもしれない。