武尊選手も出てくれたら
「はい、そうです」
――国政の方は一旦お休み?
「自分自身立て直さないといけないと思っています。格闘技を通じて、世界平和の実現を訴えていきたいです。力不足で勝てなかったこともありますが、いろんなアプローチがあるので、格闘技を通じて格闘王国を復活して世界平和をアピールしていきたい」
――国民民主党には連絡は。
「まだ発表していないので、誰にもしていません」
――今後はK-1プロデューサーに専念?
「自分は何でも屋で、居酒屋も経営しています。今回、着物をきていますが、これは堀辺師範を意識しているわけではなく、着物ブランドを立ち上げようとしています。和魂洋才ではないですけど、K-1も日本の伝統文化、スポーツなので西洋のいい部分を意識して取り入れながらやっていきたいなと思っています」
――UFC、RIZIN、ONEとかは接点を持って行きたいと考えていますか?
「はい、いろいろな展開は考えていきたいです。でも、まずはK-1に新しい風を吹かせたい、これが先ですね」
――これまで大会を見てきて印象に残った選手などは。
「誰がというよりかは、大会全体を見ています。試合数とか、演出の仕方とか。アプローチを変えていきたい。まずはそこを見ています」
――選手育成については。
「広げ方はいろいろとあると思います。面白い選手は絶対にいるはずです」
――K-1チャンピオンなどが離脱していることについてどう思うか?
「最近だと松倉信太郎選手ですよね。一緒に練習をしたことがあるんで、残念です。でも先ほども言いましたが、離脱してもいつでも戻ってきてくださいと。理屈じゃないです。K-1に魅力があれば出たいと思ってくれるわけなので、どこに出ても別にいいですよ。僕は辞めた辞めないとか利害関係がないので。知らないからできるのが、強みなので。いくらでも戻ってきてくれてもいいです。契約もあるんでしょうけど、武尊選手も出てくれたら。昔、団体を越えての試合だったり、ワクワク感があった。ファン目線でやることが大切かなと思っています。高揚感を見せていきたいです」
「フェーズがあると思います。その時は、囲わなければいけないフェーズで実行委員会がそれをやっていたのは間違いだとは思いません。ただ、内向きを次のフェーズへ持って行かないといけないなということで、僕に声がかかったと思います。忖度してもダメ。選手も束縛はダメ。選手も出たいと思えるような場にしていくことが大切。日本格闘技界を底上げしていくことが必要で、無形資産のK-1の名前を使って、みんなが喜んでくれればいいなと思っています」
――K-1の選手が他団体に出るのは。
「別に気にしていないです。昔は出たいというリングだったから、みんな出てきたわけで、そうしないといけないと思っています」
――UFCに対抗したいと。
「やるからにはUFCと戦う気概がないと。小さくまとまったらダメで、大風呂敷を広げる気持ちでやらないとワクワクしないし、いろいろなことが頭に浮かんでくる」
――期間はどれくらいと?
「期間のビジョンはないです。自分がワクワクしなかったらやる必要がないですし。期間を考えずにショートスパンでやっていきたいです。マッチメイクも来年からだと思います」
――昔のK-1にしたい。原点回帰したいと。
「おっしゃる通りです。オープンにして誰でも出れるとなったら注目を浴びるので、盛り上げるためにもそうしていきたい」
――試合数は少なく?
「12試合、13試合ですね。長いと疲れるじゃないですか。楽しくないとダメですよ。人の集中力は、そんなにもたないです」
――ライバルはサッカーやプロ野球?
「昔はK-1が紅白を視聴率で越えたとかあったと思いますが、僕は格闘技の人たちを仲間だと思っています。業界全体で盛り上げるのが大切です。野球よりもK-1がいいねとか思ってもらいたい」
――石井館長と話は?
「まだしていないです。お話を聞きたいです。でも、よく館長はうまくまとめましたよね。僕ももめるタイプではないので、プロデューサーとして相手側にメリットある形で話し合いをしていきたいです」
――オープンフィンガールールも考えています?
「K-1ルールはK-1ルールを主軸にしていきますが、別のコンテンツも考えています。試してみたい新しい格闘技のコンテンツもあります。これは今は明かせませんけど」






