MMA
ニュース

【修斗】浜崎朱加が太鼓判、修斗女子初代王者決定Tに柔道出身・全日本アマ修斗覇者・大島沙緒里が参戦=11月24日(日)後楽園

2019/10/24 08:10
11月24日(日)後楽園ホールにて、修斗史上初となる女子王座を決める「SHOOTO Women's Super Atom weight WORLD Championship Tournament ~修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント~」が開催される。 これまでに黒部三奈、梅原拓未の日本人ファイター、海外勢を含め4名の参戦が発表されていたが、この度新たな出場選手が決定した。 今回参戦が決まったのはAACC所属の大島沙緒里。大島は島根県出身の24歳ながら、3歳から始めた柔道歴は21年を数える。女子選手の育成では日本随一の指導力を持つ阿部裕之が主宰するAACCの門を叩き、本格的にMMAのトレーニングを開始したのは2019年の4月に入ってから。そこから僅か3カ月後に行われた関東選手権で優勝し、満を持して出場した9月の全日本選手権では女子アマチュア修斗史上最高のレベルと言われたアトム級のトーナメントをぶっちぎりで優勝。ポテンシャルの高さだけではなく、短期間で柔道のテクニックをMMAに進化させた新しいスタイルを確立させ、関係者の度肝を抜いた。 同門で現RIZIN女子スーパーアトム級王者の浜崎朱加がSNSで「さおりんは強いよ。体重軽すぎてそのハンデはあるけど、あそこまで極めがある選手はなかなかいない」と評する大島。柔道の名門・東海大柔道部出身で、2014年9月の全日本ジュニア柔道体重別選手権女子44kg級で優勝(旧姓・安達)の実績がある。夫は2018年の「講道館杯全日本体重別選手権」男子60kg級優勝の大島優磨で現在、双子の娘を育てる母親でもある。 今回の修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメントのエントリーはサプライズ選出の意味合いも強いと思われそうだが、MMAのトレーニングを始めて僅か半年足らずでプロ昇格を果たした大島沙緒里が一気にスターダムにのし上がる可能性も大いにあり得るだろう。ジョシカク界のシンデレラストーリーは11月24日、後楽園ホール大会から始まる。 そして残る1枠と組み合わせは近日発表となる。修斗の新潮流となる女子戦線に期待だ。 ◆大島沙緒里(SAORI OSHIMA)[所属]AACC[出身]島根県[身長]149cm[アマ戦績]第26回全日本アマチュア修斗選手権アトム級優勝第18回関東アマチュア修斗選手権アトム級優勝 【大会名】SHOOTO Women's Super Atom weight WORLD Championship Tournament修斗女子初代スーパーアトム級(-50kg)王座決定トーナメント ◆エントリー選手 7名・黒部三奈(日本/マスタージャパン)・イ ・イェジ(韓国/TEAM J) ・ターニャ・アンゲラー(ドイツ/ジャーマン・トップチーム)Respect FCストロー級王者、AFSOドイツMMA 王者・梅原拓未(日本/GRABAKA)・大島沙緒里(日本/AACC)・インフィニティリーグ2019優勝者 ※準決勝からエントリー 他1名は現在選考中 ◆トーナメント日程一回戦 3試合 2019年11月24日(日) 後楽園ホール準決勝 2試合 2020年1月26日(日) 後楽園ホール ※予定決勝戦 1試合 2020年3月29日(日) 後楽園ホール ※予定 【参考】9月29日 アマ修斗(一般)全日本選手権 結果 [大会名]第26回全日本アマチュア修斗選手権大会[日 時]2019年9月29日(日)開始時間未定[会 場]小田原アリーナ メインアリーナ 神奈川県小田原市中曽根263 ▼ストロー級(-52.2㎏)13名優 勝:畠山 隆称(Theパラエストラ沖縄・那覇)準優勝:田中 泰斗(MMA RANGERS GYM)第三位:藪本 龍作(パラエストラ大阪)第三位:肥沼 大治(RISING SUN) ▼フライ級(-56.7㎏)16名 補欠1名優 勝:藤沢 義弘(リバーサルジム横浜グランドスラム)準優勝:佐々木 駿友(T・GRIP TOKYO)第三位:宇田 龍我(総合格闘技道場HOPE)第三位:大城 匡史(SHIMAZILIANS) ▼バンタム級(-61.2㎏)16名優 勝:牛垣 祐(パラエストラ和泉)準優勝:兼田 圭介(ゼロ戦クラブ)第三位:宇都宮 伍(修斗GYMS直心会)第三位:新井 拓巳(ストライプル新百合ヶ丘) ▼フェザー級(-65.8㎏)16名優 勝:南風原 吉良斗(Theパラエストラ沖縄)準優勝:村山 大介(マスタージャパン東京)第三位:中桐 涼輔(トイカツ道場)第三位:大瀬良 康平(リバーサルジム横浜グランドスラム) ▼ライト級(-70.3㎏)16名優 勝:Jake Wilkins(KRAZY BEE)準優勝:大鶴 絢史(CLUB G)第三位:川幡 昌弘(ノースキングスジム)第三位:岸田 和大(MIBURO) ▼ウェルター級(-77.1㎏)15名優 勝:千島 甲太(SCARFIST)準優勝:水野 怜(修斗ジムroots)第三位:西村 刀(西村道場)第三位:石田 拓穂(総合格闘技道場reliable) ▼ミドル級(-83.9kg)13名優 勝:白川 洸太(DESTINY JIU-JITSU)準優勝:内藤 由良(リバーサルジム横浜グランドスラム)第三位:Stephan Hazizowic(Combat Center Luneburg in Germany)第三位:山本 龍二(修斗GIM 東京) ▼ライトヘビー級(-93.0kg)3名優 勝:大場 慎之介(パラエストラ東京)準優勝:Eric Boteko(Schmitz Team France) ▼女子アトム級(-47.6kg)9名優 勝:大島 沙緒里(AACC)準優勝:中村 未来(ススキノマルスジム)第三位:山下 真菜(MMA Zジム)第三位:小生 由紀(グランドスラムAPP) ▼女子ストロー級(-52.2kg)3名優 勝:宝珠山 桃花(赤崎道場A-SPIRIT)準優勝:古澤 みゆき(総合格闘技道場BURST) ▼女子バンタム級(-61.2kg)2名優 勝:Christina Brauchle(Luiz Palhares Germany)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント