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インタビュー

【K-1】「減量中はいつもハンバーガーの夢を見ている」初来日の“ハンバーガーキング”デニス・タプ、K-1制覇で「モルドバの歴史に名を刻みたい」

2025/08/31 14:08
 2025年9月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催の「K-1 WORLD MAX 2025」において、16名参加の「K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント開幕戦」が行われる。  同トーナメントで昨年王者のストーヤン・コプリヴレンスキー(ブルガリア/Mike's Gym) と対戦する“ハンバーガーキング”デニス・タプ(モルドバ/MSGYM FIGHT CLUB)が、インタビューに応じた。  モルドバ出身のタプは、グレコローマンレスリングをバックボーンに持つパワー系の選手で、15歳からムエタイを始めるとモルドバやイタリアのタイトルを総ナメに。計量時にハンバーガーを持参して食べるパフォーマンスをしたことから、“ハンバーガーキング”と呼ばれている。16勝(7KO)3敗の26歳。 倒される準備をしておけ ――初めてのK-1参戦。今はどんな気持ちですか? 「とてもワクワクしているよ。K-1で戦うことはずっと夢だったからね。俺にとってK-1は一番好きな団体だから嬉しいね」 ――今回、K-1 WORLD MAX 2025 -70kg世界最強決定トーナメント開幕戦に出場することになりました。 「-70kg世界トーナメントは世界中のトップファイターが集まる舞台で、その一員になれたことを誇りに思う」 ――格闘技は、何歳から何を始めましたか? 「11歳でグレコローマンレスリング、15歳でキックボクシングを始めた。戦うことへの情熱と、自分の限界に挑戦したいという気持ちが最大の動機かな」 ――あなたの得意技は何ですか? 「最大の武器は闘志だ。常に最後まで戦い抜く強い気持ちを持っている。このメンタルが、最も厳しい試合になっても勝利をもたらしてくれている」 ――相手は、かつてあなたが対戦したマルティン・コプリヴレンスキー選手の兄のストーヤン選手です。何か言いたいことは? 「ああ、俺が勝った選手の兄貴か。まあ、倒される準備をしておけと言いたい」 ――どんな試合になりそうですか。 「相手のことはよく分からないけど、間違いなく迫力と爆発力のある試合になるだろう。素晴らしい試合になることを約束する」 ――あなたは、なぜ計量時にハンバーガーを食べたのですか? 「減量中は、いつもハンバーガーの夢を見ているよ。計量後に食べることで、試合に向けて力とエネルギーを得られるから食べただけ」 ――今回も? 「ハンバーガーは、世界中にあるからね。タイミングが合えば食べるかもしれない」 ――他の選手よりも優れている点はどこにあると思いますか。 「多くのファイターより若く、若さゆえのエネルギー、スピード、そして勝利への強い渇望がある」 ――戦うモチベーションは、どんなところにあるのでしょうか。 「自分の国を世界の舞台でアピールできることを誇りに思っている。そしてモルドバの歴史に名を刻みたいね」 ――モルドバではキックボクシングは人気ですか? 「とても人気があるよ。モルドバには多くの才能あふれる優れたファイターがいる。この競技は今も成長を続けているよ」 ――憧れの存在や目標にしている選手はいますか。 「俺のコーチのセルゲイ・モラリ。彼はその献身、規律、そして俺を信じてくれる姿勢で常に鼓舞してくれる」 ――分かりました。最後に日本のファンへのメッセージをお願いします。 「俺はSNSでとても活動的に発信しているので、ぜひフォローしてくれ。必ずエキサイティングな試合で楽しませるよ」
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