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【ビッグバン】ダブルメインで元王者の竹添翔太が倉田永輝戦、昇也がポッシブルK戦で王座返り咲き狙う「やりたいことをやるだけ」(竹添)、「一発でビックリするような試合を」(昇也)

2025/08/31 12:08
 2025年8月31日(日)東京・後楽園ホール『ビッグバン・統一への道 其の53』の前日計量が、30日(土)都内にて実施された。コミッショナーの澤井一真氏が立ち合いのもと、ダブルメインイベントを含む全14試合の計27名が計量を行った(1名欠場=1試合不戦勝)。 メインイベント第2試合フェザー級挑戦者決定戦(3分3R延長1R)では、前Bigbangフェザー級王者の竹添翔太(インスパイヤードモーション)とK-1フェザー級の倉田永輝(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)が対戦する。 竹添は、アマチュア時代からBigbangで活躍。24年3月に久保一馬を判定で下して第7代Bigbangフェザー級王者となった。同年12月に宮﨑勇樹と対戦して王座を失った。25年5月にはKrushで啓斗から判定勝ちを収めている。 Bigbang初参戦の倉田は、K-1やKrushを主戦場にし、19年にバンタム級でデビュー。22年にスーパー・バンタム級へ階級を上げ、23年12月、龍翔から2R KO勝ち。24年3月に璃明武のKrushスーパー・バンタム級タイトルに挑んだがKO負けも、25年4月にフェザー級で水津空良をKOした。 この試合の勝者が、現Bigbangフェザー級王者・宮﨑勇樹のタイトルに挑戦する。 またメインイベント第1試合スーパーライト級挑戦者決定戦(3分3R延長1R)では、 MA日本キックボクシング連盟スーパーライト級&元Bigbang同級王者の昇也(士魂村上塾)とSB日本スーパーフェザー級1位のポッシブルK(K’growth ジム)が激突する。 昇也は、19年12月の王座決定戦で勝利して第4代Bigbangスーパーライト級王者に。その後はKrushにも定期参戦し、25年2月はKrushライト級トーナメントに出場して一回戦で伊藤健人からKO勝ち、準決勝で西京佑馬と激闘を展開した。 ポッシブルKは、23年12月にBigbangへ参戦し、MA日本ライト級王者・平澤優聖から2R KO勝ち。24年2月にスックワンキントーンで小林司に勝利して再起を飾るも、4月は健太に判定負け。6月は当時スーパーライト級チャンピオンの琢磨のタイトル挑戦も経験。その後はシュートボクシングで成尾拓輝、今年3月はBigbangで林京平と激闘を展開し再びベルト挑戦を狙う。 初対戦の2人は勝利した選手が、現Bigbangスーパーライト級王者・奥平将太のベルトに挑戦する。 以下、4選手の記者会見でのコメント。 ▼第13試合 メインイベント第2試合フェザー級挑戦者決定戦 3分3R延長1R竹添翔太(インスパイヤードモーション/前Bigbangフェザー級王者)倉田永輝(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)竹添翔太「(意気込み)やることをやってきました。リングの上で発揮できると思います。(相手の印象)ハードパンチャー。あとはいかついなという感じです。(ベルトへの思い)一回、獲ったんですけど防衛戦で負けてしまって。ここを勝ってリベンジしたいです。(宮﨑戦はダウンを奪うまで勝っていたような印象だが)ダウンがなければ勝っていたなと。次にやれば負ける気はしないです。 (ベルトを持っていないことの違いは)チャンピオンですよね? と言われると元ですけど、と答えないといけないのは申し訳ないです。(どんな試合を見せたいか?)勝つために、やりたいことをやるだけです。(宮﨑チャンピオンは特別?)そんなことないですけど、大一番に負けてしまったので。ベルトを持っているので勝ちたいだけです」倉田永輝「(意気込み)今日までやることをやってきましたし、勝つ練習をしてきました。(相手の印象)手数が多くスタミナがあってスピードもある選手だなと。(ベルトへの思い)クレストの先輩たちが持ってきたベルトですし、自分もチャンスをいただけたので、次回へ向けて絶対に落とせないです。(蹴りとパンチの対決?)そうじゃないですかね。蹴って来ると思うので、殴り倒そうかなと。でも蹴っても勝てます。(チャンピオン像は?)挑戦するチャンピオンというか、強い相手とやっていきたい」 ▼第12試合 メインイベント第1試合 スーパーライト級挑戦者決定戦 3分3R延長1R昇也(士魂村上塾/元Bigbangスーパーライト級王者)ポッシブルK(K’growthジム/SB日本スーパーフェザー級1位) 昇也「(意気込み)自分の試合を見たらハズレはないので、1Rからしっかり見てほしいですね。(相手の印象)試合はちょっとしか見ていない。会場で見た印象は、デカそうだなと。(試合を見ていない?)研究はちょっとしたんですけど、印象はデカくて笑顔が優しそう。(村上塾長からは何を)自分との闘いだからなと言われました。(どんな試合を見せたいか?)分かりやすい試合ですね。バチバチとかペチペチではなく、一発でビックリするような試合を見せたい。 (ベルトへの思い)煽り映像でも話したんですけど、自分が村上塾へ来た時の先輩が持っていたベルトで、かっこいいな獲りたいなと思って初めて獲れたベルトです。なので思いは強いです。本当はKrushでオープンフィンガーの試合をしたいと思っていたんですけど、またこういう機会をもらえたので獲りたいと思っています。(ビッグバンでオープンフィンガーを?)全然ありです。(※谷山プロデューサーはビッグバンはキックルールに専念と発言)」 ポッシブルK「(意気込み)昇也選手はガツガツに前へきて圧が強い。自分も負けないように押し返すような試合をしたいです。(相手の印象)Krushトーナメントを生で見させてもらってイケイケで、どんどん前へ行って相手の距離を潰すような、自分からすると嫌なタイプです。(前回は構えをスイッチすると宣言したが)もともと自分はオーソドックスで試合をしていて、前回の林戦はオーソだと分が悪いということで変えました。  今回は相手に対して自分がやりやすい構えで試合をしたい。(ベルトへの思い)ビッグバンのベルトはでかいので、絶対に獲っておきたい。今回の試合、一つひとつ山を登って11月にタイトルまで行ければと思っています。(奥平チャンピオンへの印象は)若くて勢いのままにベルトを獲った印象。自分がタイトルに挑戦できたら勢いを殺すペースで戦いたいと思います」
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