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【GLADIATOR】フェザー級王座挑戦目指し中川晧貴がウズベキスタン戦士と激突。ライト級でヅッキーニョスが荒井銀二と対戦。フライ級・久保健太vs.岩崎圭吾、OFGキックでハンセン玲雄vs.荒尾祐太も=9月21日(日)大阪

2025/08/28 21:08
 2025年9月21日(日)大阪府豊中市176BOXで開催の『GLADIATOR 032』対戦カードが発表された。  6月8日の『GLADIATOR 031』以来、3カ月ぶりの大会。フェザー級でタイトル挑戦を目指す中川晧貴(総合格闘技道場Reliable)が、ウズベキスタンのアヴリヨホン・ハミドフを迎え撃つ国際戦で再起戦に臨む。 ▼GLADIATORフェザー級 5分3R中川晧貴(総合格闘技道場Reliable)10勝6敗アヴリヨホン・ハミドフ (Fight Geek)12勝7敗1分※ハミドフはビザが下りず欠場  王座決定戦、王座決定トーナメントとGLADIATORフェザー級戦線を戦い続けてきた中川は、2024年7月にチハヤフル・ヅッキーニョスとのどちらが勝っていてもおかしくない接戦で惜敗して以来、実に1年2カ月振りの実戦復帰となる。  対するハミドフは、韓国在住のウズベキスタン人ファイターで戦績は12勝7敗。Eagle FC、ACAやRING Championshipでキャリアを積んできた。23年のONE Friday Fightsでは、チャヤン・オールジャクに1R TKO負け。今回は初来日ながら、韓国でコーカサス&中央アジア軍団を率いるアジスベク・ノロフの推薦を受けて来日が決定した。  世界各国で戦い、12勝中、2KO・TKO、2SUBとフィニッシュ力もあるハミドフに対し、中川がその強みである組み技力をいかに発揮できるか。ここで中央アジア越えを果たすと、パン・ジェヒョクの持つフェザー級王座挑戦に一気に近づく。  国際戦決定に、中川皓貴は「今回、1年ぐらい試合期間が空いてしまって久しぶりの試合になりますが、また強くなってる自分を見せれるかと思ってます! 相手選手がウズベキスタンのシャフカト・ズマノフ選手と聞いた時は“めっちゃ強そう”って思ったんですが、ここをしっかり勝って早くタイトルマッチさせて貰える様に“中川変わったな”と思って貰える試合をしたいと思います! ウズベキスタンからわざわざ来てくれると思うんですが、しっかり自分の踏み台になって貰います! 11月にRIZINが神戸であるみたいなので勝ち方にこだわりアピールしたいです! GLADIATORとリライアブルと神戸の看板を背負って大舞台で戦いたいです! 出場出来るような選手やな! って思われるようにこの試合で見せたいです!応援宜しくお願いします!」と意気込み。  対するアヴリヨホン・ハミドフは、「私の対戦相手は良い選手です。彼はパンチも蹴りも使うでしょう。最高の組織の一つが私に参加するように招待してくれてとても嬉しいです。ボス ありがとう」とのコメントを主催者に寄せている。 ▼GLADIATORライト級 5分3Rチハヤフル・ヅッキーニョス(MIBURO)荒井銀二(BRAVEGYM)  また中川のライバルだったチハヤフル・ヅッキーニョスは、4月にライト級で八木敬志を相手に勝利後、6月にはモンゴルのMGL-1FCでも腕十字で一本勝ちを収め、GLADIATOR凱旋を果たす。  対するBRAVEジム所属の新鋭・荒井銀二は戦績はまだ3戦2勝1敗ながら、24年11月に中村雄一戦に1R TKO勝ち。4月の『GLADIATOR 030』でも田口翔太を相手に1R TKO勝利を収め、2度の初回フィニュシュ勝利中。  ヅッキーニョスにとっては、一発のある荒井との対戦で打撃に成長の跡を見せ、得意の寝技で仕留めることができれば、ライト級チャンピオン小森真誉への挑戦が見えてくるはず。荒井は宣言通り、「普段通りに実力で勝つ」か。  試合に向け、チハヤフル・ヅッキーニョスは、「荒井選手は試合数こそ少ないですが実力があり、連続KO勝利で自信をつけている選手だと思っています。私はというと6月にモンゴルでの試合も経験し、10歳上ですが日々成長を感じています。まだ超えさせる訳にはいきませんので、今回しっかりと倒し、格上との試合をアピールできる試合にしたいと思います。なにより、チャレンジ精神溢れる若武者と戦えることを楽しみにしています」と自身のコメント。  対する荒井銀二は、「まず、実績に差がある僕との試合を受けて下さったチハヤフル選手に感謝いたします。ですが、格差マッチともアップセットを起こしてやろうとも思っておりません。掴んだチャンス、普段通りに実力でしっかり勝ち切ります!」と、こちらも普通に勝つと語っている。 ▼GLADIATOR OFG KICKBOXING 70kg契約 3分3Rハンセン玲雄(総合格闘技道場Reliable)荒尾祐太(チーム吉鷹)  また今大会には中川の所属するreliableからハンセン玲雄と石田拓穂が出場し、それぞれ、オープンフィンガーグローブキックボクシング70kg契約でハンセンは荒尾祐太と、そしてMMAフェザー級3回戦で石田は國頭武との対戦が決まっている。  ハンセンは2024年7月の前戦・GLADIATORフェザー級挑戦者決定トーナメントリザーブマッチで体重超過のパク・サンヒョンに2R TKO負け。チーム吉鷹の荒尾は、6月のGLADIATORでイ・スンウクに1R TKO勝ちも、8月のSBで都木航祐に5R 判定負けしている。 ◆ハンセン玲雄「久しぶりの試合が初めてのオープンフィンガーキックでワクワクしています。試合に出ていなかった期間にこれからの格闘技との向き合い方を考えたりしていました。今回の試合は初心の頃の気持ちに戻って、試合と格闘技を楽しむ心で臨みます! 対戦相手のことはあまり知りませんが、自分が一番試合を楽しんで、見ている人が盛り上がる打撃戦をします!しっかり勝つので当日会場で応援お願いします!」 ◆荒尾祐太「まず6月に引き続き試合を組んでくださり、櫻井代表には感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。ハンセン選手は勢いがあり、素晴らしい選手だと思います。ですが、恐れることはありません。対策に励み、自分の長所を存分に発揮し、勝利を掴み取りにいきたいと思います」 ▼GLADIATORフェザー級 5分3R ※選手名から前戦石田拓穂(総合格闘技道場Reliable)國頭 武(BURST) ◆石田拓穂「相手選手は自分と似たようなタイプなので、最終的に根性勝負になるのかなと思っています。相手のストロングポイントが自分の得意なところでもあるのでしっかり競り勝ちたいです」 ▼GLADIATORフライ級 5分3R久保健太(GSB多治見)岩崎圭吾(SMOKERGYM)  前回、フライ級挑戦者決定戦にて今井健斗に敗れた久保健太は、アマチュアGLADIATOR生え抜き4戦無敗の岩崎圭吾の熱い希望を受けて対戦が決定した。ベテランの強さを見せることが出来るか、また若手の世代交代となるか。注目の新旧対決となる。 ◆久保健太「今大会では、負け知らずの若手選手がタイトルを目指し上に這い上がる為にも僕と闘いたいと大会側からお聞きしオファーを頂きました。断る理由もなければ、僕も引退が近い身なので若手選手の為にも自分の為にも強い選手に勝利し出し尽くしたいと思います。これだけはお伝えしておきます。前回の試合時よりも怪我が回復し全てを鍛えられていますので、今の僕は強いです。引き続きどうか宜しくお願いします」 ◆岩崎圭吾「素晴らしい試合の機会を設けていただき、心より感謝申し上げます。櫻井代表、大会運営の皆様のご尽力と温かいサポートのおかげで、この舞台に立てることを大変光栄に思います。今回の試合は、トップ戦線とも戦えるという所をアピールし、SMOKER GYMのみんなで勝利をつかみ取る覚悟です。毎試合、地方から来た自分を応援や、練習をサポートしてくれるSMOKER GYMのみんなに感動をお届けできるよう努め、GLADIATORの更なる発展のお力になれるよう尽力します。よろしくお願いいたします」 ▼GLADIATORライト級 5分3R八木敬志(猛者連本部)友實竜也(ゼロ戦クラブ)  また『格闘DREAMERS』にも出場し、GLADIATORライト級戦線にて継続的に出場している八木敬志が参戦。八木は『POUNDOUT』で藤村健悟に判定負け後、7月の中国『Longsan Fight』で3R TKO負けで3連敗中。  対する友實竜也は6月の『GLADIATOR 031』でLUCKYBOY慶輔に1R 肩固めで一本勝ちでNEXUSに続き、2連勝中。「誰が相手でもやることは変わりません。自分の準備と力を信じて、全力で勝ちに行きます」と意気込みを寄せている。両選手共にパワーを駆使した試合運びが持ち味。試合を動かすのはどちらか。
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