2025年8月29日(金)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.56 ~NEW BEGINNING~』(U-NEXT配信)の前日公開計量と記者会見が、28日(木)都内にて13:30より行われた。
第8試合のKNOCK OUT-REDライト級3分3R延長1Rで対戦する、古村匡平(FURUMURA-GYM)は62.4kg、プンルアン・バーンランバー(タイ)は62.25kgでそれぞれ計量をパス。
会見でプンルアンは「初めて日本で試合できることをとても嬉しく思っています。絶対に面白い試合をお見せしたい」、古村は「覚悟をしっかり決めてきたので必ず倒して勝ちます」と、それぞれ意気込み。
どんな勝ち方をしたいかとの質問にプンルアンは「明日はムエタイの技を全て出して皆さんにお見せして、最終的に自分が試合を締めくくりたい」、古村は「自分の持てる力を全て使って、力でねじ伏せようと思っています。必ずKOで倒します」と、共に必勝を誓う。
師匠のランバー・ソムデートM16からどんなアドバイスを受けたか、と聞かれたプンルアンは「全力を尽くしなさい、楽しんできなさいということだけです」と言われたという。
怪我からの復帰戦となる古村は心境を聞かれ「2月のゴンナパー戦で左拳が真っ二つに折れてしまって、完全な復帰は1年後と言われていたんですけれど、その前にゴンナパーと重森の試合があって。僕の中では大きな試合だったので。(重森が)僕以外に負ける姿を見たくなかったのもあるし、王者が変わってしまったのもあるので、怪我がどうとか言ってられないと思って。覚悟を決めてここで出て、プンルアンという強敵を用意してもらったので俺が倒して、あそこにあるベルトは俺が必ず奪い取ろうと思っているので、明日はそのための第一歩なのでしっかり勝ってここから先に進めていきたいと思っています」と、休んでいられないとの気持ちで早期復帰を決めたと打ち明けた。
メインイベントの軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)が、REDルールでの日本vs.タイ3試合の中で「一番激しい試合をする」と言ったことについてコメントを求められると「絶対に負けないです」と自信の返答。
「プンルアンは必ず打ち合ってくるタイプなので、ここは譲りたくないですね。(KNOCK OUTは)僕の大好きな団体ですし。軍司選手もK-1のスーパースターですし、尊敬している選手ですけれど負けたくないのがある。明日はプンルアンと最高の試合をして最終的に俺がKOで勝つのでそれを楽しみにしていて欲しいです」と、軍司に主役の座は譲らないとした。