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【シュートボクシング】日本vs.タイの3対3マッチ、山田彪太朗「真夏に判定ダメだよ、KOじゃなきゃ!」山田虎矢太と安本晴翔も「倒して勝つ」

2025/08/09 01:08
 2025年8月9日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2025 act.4』(U-NEXT配信)の前日計量&記者会見が、8日(金)都内にて17:00より行われた。  日本vs.タイの3対3マッチ。先陣を切る第8試合の58.0kg契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで対戦する、RISEフェザー級王者・安本晴翔(橋本道場)はリミットちょうどの58.0kg、ペットフアヒン・ジットムアンノン(タイ)は57.55kgでそれぞれパス。  ペットフアヒンは「今回機会があって日本へ来ること出来て嬉しい。王者との試合で緊張しているが次につながる試合だと思って勝ちに行きます」、安本は「相手の選手が変わって違うタイ人の選手になったけれど、試合映像を見たところ強い選手だったので明日は気を抜かずにRISEチャンピオンとしてしっかり倒しに行こうと思います」と意気込みを語った。  第9試合の58.5kg契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで対戦する、SB日本スーパーバンタム級王者・山田虎矢太(シーザージム)は58.35kg、KOSスーパーフェザー級王者ペップンソン・フォームドジム(タイ/Formed GYM)は58.25kgでそれぞれパス。  ペップンソンは「いま日本語を勉強しています。日本語は美しい。明日は試合頑張ります。私が勝つ」と日本語で挨拶。虎矢太は「相手が変わって、急遽受けてくれてありがとうございます。日本語に感動しました。上手でした。明日は王者として11月の査定試合なので、倒して出場権を獲得します」と宣言した。  第10試合の59.0kg契約エキスパートクラスルール3分3R延長無制限Rで対戦する、SB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)は58.95kg、プロムエタイ協会フェザー級王者デウン・ジットムアンノン(タイ)は58.85kgでそれぞれパス。  デウンは「今回大きな試合に出られることで緊張してますが、勝つことで次につながると思うので全力で挑みます」とにこやかに話し、彪太朗は「明日はS-cup出場候補の選手たちがたくさん出場しますが、その中でも誰がSBのフェザー級王者なのかを証明するために一番面白い試合をします。期待してください」と勇ましく語った。 <質疑応答> ――実際に見た対戦相手の印象は? 安本「ごつくてタイの選手だなという感じでした」 虎矢太「日本でトレーナーをやられている選手と聞きましたが、計量の時の身体を見たら引き締まっていたので、常日頃から練習している選手だなと分かりました。しっかり気を引き締めて明日はバッチリ倒したいと思います」 彪太朗「身長が思っていた以上に高く、身長が高い割に線が細くなく、しっかりと筋肉のある選手だったので力強さもある印象を受けました」 ――安本選手と虎矢太選手は対戦相手が変わった。練習メニューや対策に影響はあったか? 安本「相手が変わることは想定していなかったので、動画を見て対策を練ってきました」 虎矢太「元々の選手の映像はタイでの試合映像しかなく、あまり情報がなかったのですが、今回の相手の試合映像は日本での試合映像もあり、多くの情報を収集することができたので、ありがたかったですし、色々と作戦を練ることができたので、自分としては助かりました」 ――山田ツインズは、当初の最強ツインズ決定戦でなくなったことをどう思う? 彪太朗「日本の双子vs.タイの双子を凄く楽しみにしていたと思うので、ファンには申し訳ない気持ちですが、僕自身は対戦相手が変わってないので、山田ツインズの兄として日本の二卵性双生児の強さを見せ付けたいと思います。デウンは弟ということなので、(兄である自分は)なおさら負けられません」 虎矢太「必ず勝って山田ツインズが強いことを見せようと頑張ってきたので、相手が変わって最初は残念な気持ちもありましたが、強い選手に代わったので気持ちを切り替えて、山田ツインズの強さは彪太朗にしっかり見せ付けてもらおうと思います」 ――タイチームの対戦相手の印象は? ペットフアヒン「相手の映像はあまり見ていません。ただキックボクシングのチャンピオンであることは知っているので、そのチャンピオンに勝つためにやってきました」 ペップンソン「SBの試合は初めてなので、大変緊張しています。山田選手の動画をたくさん見て備えてきました。やはりパンチが強い印象があります。必ずKOを狙ってくると思うので、それに耐えられるように練習をしてきました。僕もKOを狙って勝ちにいきます」 デウン「動画を見て勉強してきました。チャンピオンなので非常に強い選手だと感じています。僕はSBに慣れていないところが不安ですが、勝つために来ているので勝ちにいきます」 ――自分のどんな技、どんなところを見て欲しいと思うか? ペットフアヒン「僕は技やスタイルで見せるというよりは、試合を通して僕の強さを見せることだと思います。その強さとは、勝利することです」 ペップンソン「ムエタイのスタイルで全ての技を使いこなせますが、特にヒザ蹴りが得意です。SBルールに慣れないところがあるので、リングで何を見せられるかはその時にお見せできると思います」 デウン「今は言えません。リングの上でお見せしたいと思います、皆さんが忘れられないような瞬間は必ず来るので、楽しみにしてください」 ――S-cup出場権の懸かった試合ということで、どんな勝ち方をするべき? 安本「僕なりの僕らしい試合をすれば、自ずと出場につながってくると思います」 虎矢太「勝つことは大前提としてSBの魅力である投げ技、絞め技、立ち関節をお見せできたらいいなと思います」 彪太朗「真夏に判定ダメだよ、KOじゃなきゃ――ということで、見てくださるお客さんが求めているのはKOだと思うので、KOすれば間違いなくS-cupに出場できると思うので、KOを狙いにいきます」 ――安本選手は投げ技や立ち関節を使う? 安本「風間(大輝=同門のシュートボクサー)さんや師範に投げ技を教わってきたので、出せたらいいなと思いますが、そんなに狙ってはいないです」 ――ロングスパッツは履く? 安本「僕は履かないです。RISEの選手なのでキックパンツでいきます」
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