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【シュートボクシング】イモトvs.笠原弘希はタイトルマッチ史上初のヒジありOFGルールに、RISEの長谷川海翔が片山魁と注目対決

2025/08/07 18:08
 2025年8月9日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2025 act.4』(U-NEXT配信)にて行われる、SB日本スーパーライト級タイトルマッチ3分5R延長無制限Rはオープンフィンガーグローブ着用、ヒジ打ちありの特別ルールが採用されることが決定した。  当初、この一戦はヒジ打ちなし、通常のボクシンググローブで行われる予定だったが、7月17日の記者会見でイモトが「元々のSBの形がオープンフィンガーグローブ(以下OFG)でした。笠原君もOFGで結果を残していて、僕もここ数年はOFGでしかやっていないので、笠原君に提案なのですが、OFGでのタイトルマッチはどうですか?」と提案したことを受け、笠原も受けて立つと返答。  会見に同席したシーザー武志会長は「試合までに考えておきたい」とその場では保留としていたが、その後、シュートボクシング協会、双方のジム、選手と協議した結果、今回のタイトルマッチはヒジ打ちありのOFGマッチに変更となった。  昨年6月の王者・奥山貴大vs.イモトのSB日本ウェルター級タイトルマッチは異例のOFGマッチだったが、ヒジ打ちも認められるのはSB40周年の歴史の中でも初のこと。さらに過激なルールとなったタイトルマッチで勝利するのはイモトか、笠原か。  また、今大会には安本晴翔に続いてRISEスーパーフライ級(-53kg)2位の長谷川海翔(誠剛館)がSB初参戦、SB日本フライ級(-50.0kg)1位の片山魁(TEAM FOREST)と52.5kg契約で対戦することが決まった。  片山はジュニア時代から様々な団体、競技で優勝を重ねてきた“天才”。昨年10月にプロデビューし、前戦となった6月大会ではコウシ・ノーナクシンとの激闘を制して5戦5勝(1KO)の無敗をキープする。  対する長谷川は軽量級離れした強打を武器に14勝(12KO)2敗1無効試合とKO率が高く、花岡竜、政所仁といったRISEトップクラスとの対戦経験も豊富。佐藤執斗が日本王座を保持するバンタム級の今後の行方を占う一戦となり、ここからSBのバンタム級戦線がさらに盛り上がりを見せるか。  SB日本スーパーバンタム級(-55.0kg)では、同級3位・野村勇人(GONG-GYM坂戸)と鈴木颯(TEAM FOREST)が激突。野村は長い手足を活かした爆発的な攻撃を得意とし、キャリア7勝のうち6KOという高いKO率を誇る対する鈴木はMISAKI擁するTEAM FORESTの新鋭でアマチュアシュートボクシング2024 -60kg級全日本王座を獲るなど、活躍してきた。今年4月に他団体でプロデビューし、プロ2戦目となった6月大会でも勝利している。  現王者・山田虎矢太が返上するであろうスーパーバンタム級のベルトを争う上で、野村はランキング1位・トップコンテンダーの笠原直希の対抗馬の有力候補。この一戦で野村が勝利し、笠原との王座決定戦に向けて大きくアピールするか。それとも新鋭が番狂わせを起こすか。  その他、ユリカ・グラップリングシュートボクサーズ(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本女子ミニマム級1位)vs.坂本梨香(BELLWOOD FIGHT TEAM/SB日本女子ミニマム級4位)の一戦も決定。ベテランのユリカに対し、新鋭・坂本が挑む構図の一戦となり、現在空位のSB日本女子ミニマム級王座に向けて重要な一戦となる。
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