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【KNOCK OUT】松嶋こよみの対戦相手がボクシング&散打ベースの中国人MMAファイターに決定、“採算度外視”後楽園ホール大会

2025/07/29 21:07
 2025年8月29日(金)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT.56 New beginning』に出場が発表されていた、松嶋こよみ(IDEA ASAKUSA)の対戦相手が決定した。  松嶋と対戦するのはジャン・チャオ(中国/中山拓武ジム/CFP)で、MMA戦績7勝(3KO)2敗。散打とボクシングをバックボーンに持ち、アマチュアボクシングでは2019年中国ボクシング連盟71kg級王者となっている。身長178cmの27歳。LONGSAN FIGHTフェザー級王者。KNOCK OUT-UNLIMITED -68kg契約3分3Rで対戦する。  山口元気KNOCK OUT代表は「散打がベースの選手を探して欲しいとお願いしたところ出てきた選手です。散打はキックボクシングに投げがある競技で、足払いが非常に上手い。足払いはUNLIMITEDの中で有効で、足払いからのサッカーキックや踏み付けが試合で出来るんじゃないかと。散打はUNLIMITEDで非常に有効な競技だと思っています」と、散打の選手がUNLIMITEDで戦うのを見てみたかったという。  また、追加決定カードとしてKNOCK OUT-UNLIMITEDスパーライト級3分3Rで、木村亮彦(KNOCK OUTクロスポイント大泉)vs.ふくやーまん(FIGHTER'S FLOW)が決定。  木村はプロキックボクシング戦績3勝(2KO)1敗、UNLIMITED戦績は3勝(2KO)無敗で、3月の『KNOCK OUT REBELS SERIES.1』ではMMAファイターの高塩竜司から勝利を収めている。7月の「UNLIMITED -66kg 1DAYトーナメント」(※アマチュア)では決勝へ進出するも石田協に判定2-1で敗れた。  ふくやーまんはMMAファイターで戦績は3勝(3KO)7敗。2024年2月にNEXUSで大久保志及夫、6月にAFCでキム・ドンヒョンをいずれもTKOに下したが、10月のHEATで熊崎夏暉に1R TKO負け。2025年4月のDEEPでは諏訪部哲平に判定で敗れている。  山口代表は「先日の超RIZINでもUNLIMITEDを経験した栗秋祥梧が、倒せなかったので僕としては不満な内容だったんですけれど、UNLIMITEDの試合経験が活きてきたんじゃないかなと思う内容でした。キックボクサーがUNLIMITEDを経験してMMAに行くのは必要な過程だと思っています。このルールは非常に優れている。あとはMMAに転向するだけでなくUNLIMITED独自の格闘キックボクシング、キックボクシングの中であらゆる技が許されたキックボクシング・ムエタイの最終形態だと思っているので、8月29日はぜひUNLIMITEDルールに特に注目してもらいたい」と話した。  メインイベントはKNOCK OUT-RED -59.0kg契約3分3R延長1R、軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)vs.ゲーオガンワーン・ソー.アムヌワイデッー(タイ)となる。  八角形リングを設置した後楽園ホールのイメージ画像も公開され、客席が少ないことから採算は取れるのかとの質問を受けた山口代表は「採算は考えていません(笑)。八角形リングは思ったより大きいので場所をとるので。今回はプレゼン大会ですね。これが来年何大会できるか。平日でないとこの八角形リングは置けないので、土日は無理だと思っているので来年は後楽園の平日を半分くらいとりたいと思っています。KNOCK OUTの大会というのはこの形だってなるべくしていきたい。KNOCK OUTはこういうものだと、大会場での大会はこのリングとこの仕様でやっていきたいと思っています」と、採算度外視のプレゼン大会として行うとした。  あとはドンキング・ヨータラックムエタイ(タイ)のカード発表を待つのみとなり、当日は全11試合となる。
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