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インタビュー

【RISE】BreakingDown王者が世界との戦いへ、YURA「判定で終わらせるつもりはないかなって感じです」YA-MAN、白鳥大珠のタイトルも狙う

2025/07/29 11:07
 2025年8月2日(土)東京・大田区総合体育館『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2025 TOKYO』にて、6月21日に開幕した「GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(-65kg)STANDING TOURNAMENT」の1回戦でコン・デシャン(中国/象王格闘倶楽部)と対戦するRISEスーパーライト級5位YURA(ダイアタイガージム)のインタビューが主催者を通じて届いた。  YURAはK-1甲子園準優勝、第4代IKCウェルター級王座、初代ジャパンカップ同級王座、突破70㎏以下級王座、RKSウェルター級王座を獲得。「一番手っ取り早く有名になるため」の手段として『BreakingDown』出場を選び、2023年5月から出場。2024年12月にトーナメントを制して初代BreakingDownフェザー級王者となった。RISEには2023年12月の『RISE WEST』から出場し、2024年10月には木村”ケルベロス”颯太をOFGマッチでKO、2025年3月には山口裕人もKOしてプロ戦績は15勝(7KO)1敗。唯一の黒星は『雷神番外地』で朝久泰央に付けられたもの。  7月13日の『BreakingDown 16』では井原良太郎の挑戦を退け、BreakingDownフェザー級王座の初防衛に成功したばかり。今大会でいよいよ世界との戦いに乗り出す。 徐々にプロの試合に専念しようと思っています ――RISEでの試合はELDORADO 2025の山口戦以来となりますが、今のコンディションはいかがですか? 「コンディションは悪くないですね」 ――7月13日にBreaking Downでフェザー級のタイトルマッチを行ったばかりですが、疲れが残ったりしていないですか? 「減量疲れとかは少しあるんですけど、怪我もなく終えたので大丈夫です」 ――今の二刀流で行くと時々試合が立て込んだりしますが、集中力などは切れないでしょうか? 「Breaking Downも1分とはいえ試合なので、大変と言えば大変ですけど、なんとか上手い事やれているかなと思います」 ――今後も二刀流で行く感じになりますか? 「徐々にプロの試合に専念しようと思っています」 ――そういう意味では今回のGLORYとRISEのトーナメントにエントリーされたというのは非常に重要な事だと思うのですが、このトーナメントにエントリーされたことに関してはいかがでしょうか? 「いきなり飛び級ぐらいの選手たちと戦うことを考えると不安な部分もあるんですけど、ここで勝ったら大きいと思うので頑張りたいと思っています」 ――国際戦は2戦目ですよね?中国人の強い選手と戦うのは初めてだと思うのですが、今回の対戦相手についてはいかがですか? 「身長も僕より大きいし、体格差で言うと相手の方が大きいイメージがあるんですけど、関係なしに倒せたらなと思います」 ――この中国のコン選手を相手にシミュレーションっていうのは何通りも思い描いていますか? 「そうですね。ちょこちょこ考えています」 ――明かせる範囲内で構いませんので、どんな試合展開でどんなフィニッシュになると予想していますか? 「判定で終わらせるつもりはないかなって感じです」 ――噛み合う試合になりそうですか? 「噛み合うと思います」 【写真】7・13BreakingDownではバンタム級王者・井原の挑戦を受け、ダウンを奪っての勝利――同じ大会で同じトーナメントの試合が組まれていますが、麻火選手や他の選手の試合は気になりますか? 「それはめちゃくちゃ気になりますね」 ――その中でも1番気になっているのは誰ですか? 「トーナメントではないですけど、同じ階級の白鳥選手の試合は気になりますね。やっぱりチャンピオンという事もあるので」 ――近い将来、白鳥選手に挑戦したいという気持ちは強いですか? 「そうですね。ベルトを持っているので、そのベルトを獲りにいきたいです」 ――3月の山口裕人戦の後には、YA-MAN選手が保持しているOFGマッチのタイトルに挑戦したいと仰っていましたが、今はどっちの気持ちの方が強いですか? 「先にOFGマッチの方を獲りたいです」 ――このトーナメントで優勝したら、すぐにでもという感じですかね? 「そうですね」 ――以前の自分と比べたら、このトーナメントに臨む自分というのは、どんな部分が成長してリングに上がれる気がしますか? 「トップの人達と戦えるという事で、ここで勝てば僕もトップに入れるという事になります。まだ自分でも分かっていない部分があるので、ここで勝てたらトップになれるのかなと思っています」 ――例えば去年の年末のRIZINでは悔しい思いもされたと思いますが、今までの自分とトップの差というのはどんな部分に感じていたんですか? 「攻撃が単調な所ですかね」 ――そこは改善されている感じはありますか? 「練習ではやっているんですけど、試合で出るかと言われたらまだ分からないので、これを出せたら良いなと思います」 ――今回のコン戦ではそれを綺麗に出したいという気持ちはありますか? 「ありますね」 ――期待してよろしいですね? 「期待してください」 ――最後にファンへのメッセージを。 「みんな強い選手ばかりで厳しい戦いになると思うんですけど、皆さん応援してくれると嬉しいです。頑張ります」
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