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【RIZIN】秋元強真の対戦相手は赤田功輝に「一番俺が喧嘩できる。秋元ぶっ倒して大波乱を起こす」×秋元「イージーファイト」。太田忍もオファー受けるもドクターストップだった

2025/07/22 16:07
 2025年7月27日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』で、欠場したカルシャガ・ダウトベックの代わりに、赤田功輝が緊急参戦。秋元強真(ジャパントップチーム)と68kg契約で対戦することが22日16時、発表された。  椎間板ヘルニアを発症し「約6週間の絶対安静と治療が必要」なダウトベックの代わりは、剛毅會を離脱しBreakingDownに参戦、西谷大成を2R KOに下したばかりの赤田功輝に決定した。  インスタライブで榊原信行CEOに呼び出された赤田は、7月13日のBreakingDown前に榊原CEOに「西谷に勝ったらワンチャン、俺『超RIZIN.4』ありますかね?」と問いかけていたことを明かす。  しかし、当初、榊原CEOは秋元の対戦相手候補として、元同門の太田忍(THE BLACKBELT JAPAN)にオファー。20日の夜に太田忍と陣営にも相談したところ、「体重が大きくなっていて68kgで行ければ」と承諾を得るも、練習で太田の身体が思うように動かず、病院で検査の結果、ドクターストップに。「間に合うレベルじゃない、無念のリタイア」(榊原CEO)だったという。  太田の試合が組めず、赤田に白羽の矢を立てた榊原CEOは、ライブで「喧嘩できるやつじゃないと意味が無い」「下馬評は秋元強真、圧勝だろうけど」と語ると、赤田は「五明戦もそうだった。大晦日の番外地、また魅せますよ」と番狂わせに自信。 「榊原さんが選んだ人のなかで一番俺が喧嘩できる。西谷を倒したのが残っているんで、ワンチャン行けるっスね。全部、俺の時間だと思っています。逆風に強いんで。完全に俺の流れ、ぜんぶぶつけて秋元ぶっ倒して大波乱を起こしてやろうと思う」と語った。  このライブを見ていた秋元が「イージーファイト」と言っていたことを知ると、「ナメてますね。全然大丈夫です。ナメ腐ってくるやつの方が嬉しいですね。その分ぶっ倒した時とか会場沸くと思うんで、まあ楽しみにしとけば。あと魚井フルスイング戦、お前ちょっとなんかライブで斜め上から(発言して)、うるせえんだよ。ぶっ倒すから楽しみにしてください」と、秋元KOを予告した。  7月13日のBreakingDownでは赤田は、西谷大成を2R KOに下した、その場で「未来さん、同じ日(7月27日)『超RIZIN』出たいです。未来さん、一緒に推薦して事務所行ってくれませんか? お願いします。俺1週間後、何でも誰とでもやるんでお願いします。シェイドゥラエフ、待ってるみたいですね……ごめんなさい。それは冗談なんですけど、皆さん、俺、2週間後マジ出たいです。お願いします。怪我もなんもないんで。いけます」と、参戦をアピール。  朝倉は「まあまあ、俺が決めれるわけじゃないんで。一応、聞いてみます。多分(榊原CEOが)見てると思うんで、社長とかがもしあれだったらオファー来ると思います」と返答していた。 [nextpage] ◆赤田功輝Koki Akada1998年12月23日、青森県出身172cm、66.0kg 20歳よりキックボクシングを始める。20年、Krushでのデビュー戦以来、得意の左で2連続KO勝利を挙げハードパンチャーとして注目を集めると、22年8月に松本和樹にKOで、10月に南雲大輝に判定で勝利。Krushでは4勝(3KO) 2敗、K-1 WORLD GP 2021 JAPANでは北村夏輝と引き分けの戦績を残す。24年4月、皇治プロデュースのNARIAGARIに参戦、ライト級(-65kg)トーナメント1回戦で良太に判定負け。その後は平本蓮の朝倉未来戦に向けたスパーリングパートナーを務める。11月、平本のプロデュース選手としてDEEPアマチュアSルールでMMAデビュー。鳥次亜瑠に左フックを効かせ最後はパウンドで1R1分42秒TKO勝利を収めた。RIZINデビュー戦となった大晦日の雷神番外地で五明宏人を相手に接戦、最終Rには右でダウンを奪うもスプリット判定負け。25年3月にはMMA44戦のベテラン魚井フルスイングと対戦。1Rにダウン喫し、接戦の末にスプリット判定負け、RIZIN2連敗に。その後、平本蓮と袂を分かつ。7月のBreaking Down16にライト級(70kg)キックルールで参戦し、西谷大成を相手に2R KO勝利を挙げた。かねてより参戦をアピールしていたがダウトベックの負傷欠場を受け、秋元戦に名乗り出た。RIZINそしてMMA再起戦となる大舞台で、全てをひっくり返すつもりだ。 ◆秋元強真Kyoma Akimoto2006年3月8日、千葉県出身177cm、61.0~66.0kgJAPAN TOP TEAM所属 幼稚園の頃、ボクシングを1年間習う。その後、兄の影響でサッカーを6歳から8年間経験。14歳頃テレビのRIZINで朝倉兄弟を見て格闘技の魅力を知り、中学卒業を機にプロを目指しパラエストラ柏(現THE BLACKBELT JAPAN)でMMAを始める。アマチュア戦績6戦全勝後、22年6月のGLADIATORでプロデビュー。23年、DEEPを主戦場に、全フィニッシュで3連勝。24年3月にJAPAN TOP TEAMへ移籍すると5月には朝倉未来推薦選手として格闘代理戦争 THE MAXに出場しアラン“ヒロ”ヤマニハに2R右ボディを効かせパウンドでTKOするアップセットを起こす。9月、18歳にしてプロ5戦全勝でRIZIN初参戦。金太郎を相手にグラウンドヒザによる1R 3分16秒 TKOという期待以上のパフォーマンスを見せた。連戦となった11月、フェザー級契約で鈴木博昭に3-0 判定勝利。大晦日、憧れのRIZINを旗揚げから盛り上げてきた元谷友貴とのバンタム級王座次期挑戦者決定戦では判定0-3の完敗を喫した。苦い初黒星を経て再びフェザー級で参戦した5月の東京ドーム大会では高木凌との新世代対決で、寝技の進化を見せての判定勝ちで再起。フェザー級タイトル戦線を見据えた一戦がダウトベックの怪我により中止となった今回、緊急参戦となる赤田とのサウスポー対決に圧勝して会場を沸かせ、再びタイトル戦線を見据えたい。
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