武尊さんと同じ興行で試合をしたい

【写真】今回のONE FFには5人の日本人選手が出場する
――今回のセコンドには、武尊選手、野杁選手が入ると思います。対するペッタノン陣営は、ノンオーと日本大会で野杁選手と戦うスーパーボンです。そのことについて何か特別な思いはありますか?
「そこまで意識はしてないですけど、多分ファンの人たちはそういう見方をすると思うんで、ここはまず自分が特攻隊長じゃないですけど、向こうのエース格を1人倒して、11月にいい形で繋げられたらいいなと思っています」
――前回の試合を終えて、海外からのファンの反応はありましたか?
「寧ろ、そっちの方がでかくて。試合を終えた日の夜からもタイでめちゃくちゃ声かけられるようになったし、色々なところに行っても、タイ人の方にもそうですけど、旅行で来ているヨーロッパの人とかにも声かけられたりとか、ONEの影響力は凄いなと感じました」
――前回の試合前、海外での与座選手のイメージは「野蛮」でしたが、試合を終えてから素晴らしいとか具体的な声はかけられましたか?
「多分その前回の試合前までは、野蛮だけど、実力が未知数っていうとこがあったと思うんですけど、しっかり相手に勝てたことで、自分が口に出す『誰々と戦いたい』というのも口だけじゃないっていうか、実力があって言っているのが多分分かってもらえたかと思います。そこは良い意味でみんなの手のひらを返させられたのかなと思って良かったです」
――バンデージを巻かないことについて、あれについてはどんな反応でしたか?
「本当に野蛮なんだとか、クレイジーだなとか、アイツの身体は鋼でできているみたいなコメントとかありました。それも海外受けはしたのかなと思います」
――バンデージは与座選手にとって必要ないものですか?
「逆に力んじゃうんで。いらないですね」
――次戦もノーバンデージですか?
「これはルールでダメってなるまでは。いらないです」
――チャトリ代表から声をかけられましたか?
「リングで殺しに行く姿勢っていうのが凄く良いという風に。日本のマイク・タイソンなんで。でもほんと嬉しいですね」
――ONE日本大会について、先日の会見に武尊選手、野杁選手と同席しましたが、改めてどうでしたか?
「前回の日本大会は契約的に間に合わなくて、出場選手会見をYouTubeで見て、悔しかった気持ちがすごく強かったです。今回は確定じゃないですけど、同じ舞台に同じ会見に出られたというのは、一選手としてすごい嬉しかったです」
――確かに確約という訳ではないですが、日本大会への出場の思いを聞かせて下さい。
「誰でも出られる舞台じゃないので、そこに自分が実力と結果で文句なしで出られたら嬉しいなと思うし、まだ武尊さんと同じ興行で試合したことがないんで、そこも1つ。武尊さんがエキシで自分が試合っていうのはあったんですけど、2人とも試合っていうのがなくて、自分の中ではそこも1つ目標だし、正明さんとK-1のベルトというのは叶えられたんで、次はONEのベルトを一緒に獲りたいなと思います。だから自分の中でも色んな思いがある大会なんで、次しっかり勝っていきたいなと思っています」


