2025年7月13日(日)福岡・マリンメッセ福岡B館『ECO信頼サービス株式会社 presents K-1 DONTAKU』の前日公開計量&記者会見が、12日(土)福岡市内にて14:00より行われた。
第12試合のK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ3分3R延長1Rで対戦する、王者SAHO(闘神塾)は52.0kg、挑戦者ララ・フェルナンデス(スペイン/Lone Wolf Fight Team/挑戦者)は51.9kgでそれぞれ計量をパス。
初参戦での挑戦となるフェルナンデスは「私のキャリアにとってK-1で勝利を飾ることは重要な意味を持ちます。K-1は世界でも有数な大事な大会だからです。SAHO選手は大変強い選手だと自覚しております。しかし私はここに勝つために来ました」と挨拶。
「K-1で獲得できるタイトルは私にとって非常に重要な意味を持つものになります。なぜならば私のキャリアに大きな影響を与えるからです。なぜそう考えるかというと、K-1そのものが世界有数の大きな大会だからです。私は他の大きな大会でもタイトルを獲ってきましたが、その中でも群を抜いて重要なタイトルだと認識しています。このタイトルを手に入れて私のキャリアに華を添えたいと思います」と、K-1王座への憧れを口にする。
キャッチフレーズの“Pizza Power”の由来を聞かれると「単純にピザが大好きだからです。ピザを食べるといつも元気をもらって笑顔になります。試合の後に、勝ってから食べたいと思います」と勝利のピザを楽しみにしているとした。
対するSAHOは「相手の印象は、顔を合わせた時に顔ちっさいなと思ったのと、外国人特有の手足が長くてほっそいなと思いました。試合の意気込みは、今回の防衛戦にあたってたくさんの人に協力してもらってたくさんのアドバイスをもらったので、明日はそれを思いっきりぶつけるだけなので必ず私が防衛します」と意気込む。
フェルナンデスの“Pizza Power”に何で対抗するかとの質問には、「私はアイスがめっちゃ好きなので、とりあえずアイスを食べて復活して。明日試合なので思いっきりは食べないですけれど、それで復活して防衛は絶対にするし、ベルトの価値をララ選手も分かっているみたいですけれど、こっちもベルトを獲った時はめちゃくちゃ想いが詰まってやっと獲ったベルトなので、価値があるからこそ簡単に渡す気はない。負けたとしても日本のピザも美味いので、必ず食べて帰ってくださいという感じです」と、アイスパワーで対抗するとし、“敗北のピザ”を味わわせるとした。
また、6月29日の『RISE』でRISE QUEENフライ級王座を防衛したテッサ・デ・コム(オランダ)が、試合後に「自分が戦いたいのはK-1のSAHO選手」と名を挙げたことに対して「私もその選手は見ていて強いなとずっと思っていて。まさか向こうから私の名前を挙げてくるとは思っていなかったので、ぜひK-1の舞台で呼んでくれるならいつでもやるのでやりたいです」と、いつでも受けて立つと話した。