(C)RIZIN FF
2025年7月27日(日)さいたまスーパーアリーナ(スタジアムバージョン)で開催される『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』の「追加対戦カード発表記者会見」が7月9日(水)20時より、RIZIN FF公式YouTubeチャンネルにてLIVE配信され、「喧嘩三番勝負」として、貴賢神vs.稲田将、大雅vs.栗秋祥梧、芦田崇宏vs.直樹のMMA3試合が発表された。
▼RIZIN MMAルール ヘビー級(120.0kg)5分3R
貴賢神(フリー)
稲田 将(KING CONNECTION)
元大相撲の貴賢神は、スダリオ剛の双子の弟。2022年4月のRIZINで関根“シュレック”秀樹を相手にMMAデビューもTKO負け。その後もカルリ・ギブレイン、荒東“怪獣キラー”英貴を相手にTKO負けで3連敗。24年3月、コーディー・ジェラベックを1R TKOに下し、念願の初勝利。大晦日、エドポロキングに1R TKO負けを喫した。今回、国内で勝ち星を積んできたフィニッシャーの稲田を返り討ちにし、華々しく再スタートを切れるか。
会見で貴賢神は「このようなチャンスを、大晦日のときにしょうもない試合してこのようなチャンスをいただいて、誠にありがとうございます。対戦相手の稲田選手の印象は特にないんですけど、ヘビー級らしい試合ができたらいいなと思っています」と意気込み。
榊原CEOが、「ヘビー級の試合はGP2回戦が(同日に)あるので、内容でそれに負けない“やっぱすげえな”っていう大喧嘩頼むよ」と発破をかけると「任せてください、バチバチにいきます」と激闘を宣言した。
対する稲田は、柔道ベース。24年11月、地元の愛知で開催されたRIZINに初参戦。佐々木克義をストレートアームバーで下すと、続く25年6月のDEEPではステファン“スマッシュ”を腕十字に極め、2試合連続一本勝ち。プロ7戦中5勝は2つのKOと3つの一本勝利で2敗はTKO負けと、勝っても負けてもフィニッシュ決着の喧嘩祭男だ。
会見では、コメント代読で「DEEPのメガトン級の稲田まさしです。7月27日のスーパーRIZINで試合をさせていただくことは心より感謝してます。今までの試合全部1ラウンドKO、一本で勝ってるのでDEEPの選手として誇りを持ってメガトン級らしいアグレッシブな試合をさせていただきますので皆様ご期待ください」とこちらもアグレッシブファイトを予告している。
オープニングファイトの「喧嘩三番勝負」で幕明けする『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』。榊原CEOは、この3カードのなかで「勝つ・負けるに関わらず“一番喧嘩した人”に南米の喧嘩祭り『タカナクイ 5泊7日の旅』をプレゼントする」としている。
バンテージで殴る、蹴ることのみが許されるタカナクイは、どちらか先に倒れたら負け、数分経っても決着がつかない場合は審判達が割って入り、引き分けとなるという喧嘩両成敗的な役割も持つ喧嘩祭り。今回の5泊7日の旅は、副賞なのか罰ゲームなのか分からない祭りへの招待となる。果たして、誰が南米に送り込まれるか。
「ペルーまで行って喧嘩してこいという。調べてよ、すごい祭りがあるんですよ。YouTube企画にして、選ばれた選手は一緒に喧嘩してくる『世界の果てまでイッテRIZIN』のタカナクイ篇です」と紹介した榊原CEOは、直樹からの「社長も行くんスか?」の問いに「俺は行かないよ
、年末に大会控えてるんで」と当たり前のように答えている。







