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【RISE】平岡琴vs.辻井和花のトーナメント準決勝、それぞれの想いがクロスする「自分の歩んできた人生を正解にするために」(平岡)「この試合は私の集大成」(辻井)

2025/07/07 12:07
 2025年7月25日(金)東京・後楽園ホール『RISE 190』にて、「第3代RISE QUEENアトム級(-46kg)王座決定トーナメント」の準決勝を争う同級2位・平岡琴(TRY HARD GYM)と同級7位・辻井和花(BRING IT ON パラエストラAKK)が、それぞれの想いを自身のSNSに綴った。  平岡は2018年9月からRISEに参戦し、2019年のRISE QUEENアトム級王座決定トーナメントに出場したが準決勝で判定負け。2020年2月のRISE QUEENアトム級タイトルマッチで王者・紅絹に挑戦してダウンを奪うも判定負け。そこから4連敗を喫し、復調するも小林愛理奈、ぱんちゃん璃奈に敗れるなどなかなか波に乗ることが出来ず、ようやくつかんだ王座獲得のチャンス。  今回のトーナメント決定時には「10年越しの夢を叶える時がやっときた。必ず獲ります。半年後にはチャンピオンだ」と、2015年9月のプロデビュー戦以来抱き続けてきたキックボクシング王者の夢を叶えると宣言。  その後には「たくさん失敗したし遠回りしてきたけど、最後に勝てば全てが正解に変わる。自分の歩んできた人生を正解にするためにも必ずベルト巻きます」と、これまでの失敗や遠回りはここでベルトを巻くためにあったものだとしたいとする。  一方、KROSS×OVER女子アトム級王座に続いて2本目のベルトを狙う辻井は 2022年10月の『RISE』にて16歳でプロデビュー。2023年10月には松本徐倫を破り僅か4戦目にしてKROSS×OVER GIRLS-KICKアトム級王座に就いたが、2025年4月の初防衛戦で菊地美乃里に敗れ王座を失った。5月のトーナメント1回戦では岩永唯伽に判定で勝利し、シードの平岡との対戦を迎える。 「平岡琴選手へ」と題した自身のSNSでは「初めて観た試合がKANA選手との一戦でした。『プロってすごい』と感じたのを今でもはっきり覚えてます。あの試合が私の原点になったのかもしれません。今回は200%の覚悟で挑みます。よろしくお願いします」と覚悟を決めて、記憶に鮮烈に残る試合をした平岡との戦いへ向けてメッセージ。  続けてファンには「みなさまへ。この試合は私の“集大成”です! 絶対に観てください」と、幼少時代からの空手歴(平岡も空手出身)とプロ8戦のキャリアの全てを懸けて挑むと告げた。  Instagramの総フォロワー数が53.7万人で海外にも多くのファンがいる辻井。「今日はVODAの仕事でCEOとお話をしたよ! 夢を大きく描くために、自分の在り方を考える時間になった。キックボクサーとして、発信者として、もっと広い世界にチャレンジしていきたい。まずは7月25日 後楽園ホール! この一戦は今の自分の全てで戦う」と、もっと大きな自分になるために平岡の壁を超えていきたいと綴った。
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