2025年7月20日(日)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT.55』の追加対戦カードが発表された。
スーパーファイトとしてKNOCK OUT-REDスーパーウェルター級3分3R延長1Rで、KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王者・津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)vs.ファ―ワンマイ・センチャイジム(タイ/センチャイムエタイジム)が決定。
津崎は元ラジャダムナンスタジアム認定ミドル級王者・石毛慎也を師に持ち、2020年9月の新日本キックで同団体のウェルター級王者リカルド・ブラボと引き分けている。2020年12月のREBELSでは渡慶次幸平に判定勝ち。2022年12月にはクンタップと第2代KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級王座決定戦を争ったが判定で敗れた。2024年2月、MASATO BRAVELYとKNOCK OUT-REDスーパーウェルター級暫定王座決定戦を争い、判定勝ちで暫定王座に就いたが12月の統一戦でクンタップに敗れた。クンタップとは4度目の対決となった2025年5月、ついに判定で破りクンタップから王座を奪取した。戦績は17勝(5KO)14敗2分。
ファ―ワンマイは身長182cmで20勝9敗2分。左右にスイッチするタイプ。
王者としての第一戦を迎える津崎。オープンフィンガーグローブ着用のヒジ・ヒザありルールでムエタイ撃破なるか。
KNOCK OUT-BLACK女子アトム級3分3R延長1Rで、山田真子(GROOVY) とNao (AXGYM)が対戦。
山田はキックボクシングでJ-GIRLSアトム級王座、プロボクシングでWBO女子世界ミニフライ級王座に就き、キックボクシング6勝無敗2分、ボクシング7勝(2KO)無敗とパーフェクトレコードを残して引退。
2019年11月に復帰して無敗記録を更新していたが、2021年3月のK-1でMIOにダウンを奪われプロ格闘家人生初の黒星を喫した。その後は外国人選手も含めて4連勝。2025年2月、KNOCK OUT初参戦でぱんちゃん璃奈と対戦もドロー。戦績は13勝1敗3分。
Naoは2023年3月のNJKFミネルヴァでプロデビューし、Marinaに勝利。6月のNJKFでは元ラウンドガールのAZUを左ヒザ蹴りで2R KO、8月の『GLEAT VER.MEGA』両国国技館大会では女子プロレスラーの福田茉耶も3R TKOに降し、無敗のまま5戦目でNJKFミネルヴァ アトム級王座まで一気に駆け上がった。
2024年6月のフランス遠征で初黒星を喫したが、12月に紗依茄を初回KOに葬り王座防衛に成功。今年3月にはWMC日本女子ピン級王者MIREYに判定勝ちするなど国内では無敗を誇っていたが、5月のKNOCK OUT初参戦でKihoにハイキックでKO負け。身体能力に優れ、右ストレートと蹴り技、特にヒザ蹴りは鋭くスピードもある。
今まで交わることのなかった女子の実力者同士の一戦となった。