2025年6月22日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『THE KNOCK OUT』の前日計量&記者会見が、21日(土)都内にて12:30より行われた。
第13試合のKNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級王座決定戦3分3R延長1Rで対戦する、栗秋祥梧(KNOCK OUT クロスポイント吉祥寺)は60.0kg、倉本一真(リバーサルジム新宿MeWe/MAJESTIC)は59.9kgでそれぞれ計量をパス。
グラウンド状態でのヒジ打ちやサッカーボールキック、ヒザ蹴り、踏み付けなどの打撃が解禁された“究極打撃格闘技ルール”のKNOCK OUT-UNLIMITED。本ルールにおける初の王者が誕生する。キックボクシングで長年戦ってきた栗秋に対して、倉本はRIZIN出場経歴もあるMMAファイター。異種格闘技戦の様相を呈する。
栗秋は「この対戦もそうですし、これから先の新しく自分自身を作っていこうと思って、悔しい思いもして練習も頑張ってきましたので、しっかり勝ちたいです」と必勝を誓う。
初代王座については「僕もベルトっていう意識よりは、今回の対戦相手に対して練習してきましたし、ベルトは懸かっていますが、ベルトを獲ってからが勝負じゃないかな。深く執着はしていないですね」と、倉本に勝つことが第一だとする。
一方、プロ転向して以来初のタイトルを狙う倉本は「明日は一番最高の試合をして、初代のベルトを巻けるようにします。面白い試合を期待していてください」と、試合内容も伴った王座戴冠を目指すという。
ベルトについては「UNLIMITEDルールが始まって初めてのベルトで、自分たちの階級で作ってもらって。初代チャンピオンはデカいと思うので、日本の格闘技界をこのルールで盛り上げていくつもりでいるし、そうなると思っています。自分がちゃんと巻けるように、UNLIMITEDルールで期待されている激しい試合をして、塩試合じゃない、面白い試合をして、初代チャンピオンになれるように頑張ります。いつも通りの試合で勝ちます」とアツく語った。