2025年6月21日(土)神奈川・横浜BUNTAI『RISE WORLD SERIES 2025』の前日公開計量&記者会見が、20日(金)横浜市内にて行われた。
「RISE WORLD SERIES 2025 -61.5kg Tournament」の準決勝2試合が行われる。セミファイナルの中村寛(BK GYM/第8代ライト級王者)は61.3kg、笠原友希(シーザージム/シュートボクシング日本スーパーフェザー級王者)は61.45kgで計量をパス。第12試合の常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/スーパーフェザー級3位)は61.35kg、エン・ペンジェー(中国/仏山温拿拳館)は61.45kgでそれぞれ計量をパスした。
唯一の海外勢生き残りとなったペンジェーが「明日の相手は一度戦っているので印象に残っています。明日は強いパンチを使ってアツい試合を作っていきたい」と言えば、迎え撃つ常陸は「全て整えました。明日はとにかくやってきたこと、自分の全てを出すだけです。強いパンチ来てくれるとのことなので思い切り殴り合いましょう」と、殴り合い宣言。
笠原が「相手も調子が良さそうなので、向かい合ってさらに楽しみになりました。勝って僕が主人公になるので楽しみにしていてください」と言えば、中村は「その時が来たら気合いをしっかり入れて、ほんまにボコボコにします。楽しみにしていてください」と言い放った。
■会見での質疑応答
――計量で顔を合わせて感じたこと、思ったことは?
ペンジェー「常陸とは2戦目なので、しっかり分析は整っている。明日は緊張する気持ちは全くない。ラクな感じで戦っていきたいと思っています」
常陸「目しか見てないんですが、いい表情をしていました。どっちが成長したかを見てもらえれば思う」
笠原「相手は調子が良さそうで、凄いリカバリーしてお腹パンパンな感じでした」
中村「さっきはずっと我慢していて漏れそうだったのでトイレに走って行ったんですが、ギリギリ間に合いました。相手はいろいろ勘違いしていると思うので、腹立っているのでぐちゃぐちゃにしに行きますよ。だからKOじゃないことはないので、潰しに行きます」
――中村選手は何に腹が立っている?
中村「勘違いしているのは、今日ここに来ているわけじゃないですか。目も合わせてないのにいい顔しているって言ってるので、勘違いしていると思うのでゴングが鳴ったら思いっきり潰しに行きます。その時に上がって来てたらですけれど。リングに上がってきてたらその上がってきた人間をおもっくそ潰すだけなので楽しみにしていてください。世界一まであとふたつなので。目の前の試合に集中してきたので、また進化した姿をお見せするのでお楽しみに」
――笠原選手は今の中村選手の発言を聞いてどう思った?
笠原「僕は目が合った気がして。相手もニヤッとしていたので。僕も楽しみになりましたし、向かい合ってさほど怖さを感じなかったので、勘違いしていると言われていますけれど僕が目指しているのは世界一だし、ここでしっかり僕の実力を見せつけて勝とうと思っています」
――ペンジェー選手は、前回の常陸から変わったところはあるか?
ペンジェー「変わったことは、もっと全体的に作戦とか身体だとかも整えました。サウスポーとオーソドックスの切り替えもスムーズだし、1回目より全体的に強くなっています」
――リベンジマッチを受ける立場として、前回より強くなっているというペンジェー選手をどう思う?
常陸「返り討ちにするだけなので、前回以上に自分の方が進化していると思うので、その強さを圧倒的に見せられると思います。今回は激闘になるかもしれないですけれど、サクッと倒す練習をしてきたので楽しみにしていてください」
――もう片方のブロックの中村選手と笠原選手がバチバチになっていることは?
常陸「サクッと勝って自分も試合を楽しみたいと思います。今は明日の試合の事だけを考えているので、もちろん優勝するためにやってきているので、明日をクリアしないとその先に進めないのでまずは試合を楽しみたいと思います」