【ONE FF】2連続KO勝ち中の日本拳法出身・成尾拓輝の強打が今回も爆発するか、MMAでは修斗中量級注目の男・西條英成が初参戦

　2025年6月13日（金）タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights112』（U-NEXT配信）に、今週も日本人選手2名が出場する。 　第2試合のライト級MMA5分3Rで、カシム・マゴメドシャビエフ（ロシア）と西條英成（THE BLACKBELT JAPAN）が対戦。 　西條は2023年4月に修斗でプロデビュー。2024年5月には中国最大の格闘技団体WLFとの対抗戦に抜擢され見事勝利。そして､デビューから負けなしの4連勝でDEEP・パンクラスの2団体で王者となって修斗に帰ってきた住村竜市朗と対戦したが、判定負けで初黒星。2025年1月に柔術茶帯で寝技に定評のあるムクロックに1Rで腕十字を極めて再起を飾った。戦績は5勝1敗で今回がONE初参戦。 　マゴメドシャビエフも今回がONE初参戦。2019年12月にMMAプロデビューし、これまで5戦全勝。そのうち2試合はサブミッションによる一本勝ち、3試合はTKO勝ちというフィニッシュ率100％を誇る。 　第3試合のキャッチウェイト（63.0kg）キックボクシング3分3Rでは、成尾拓輝（究道会館）がチャン・ハイヤン（中国）と対戦。 　成尾は日本拳法出身でHOOST CUP日本ライト級王者、JAPAN CUP KICKBOXINGスーパーフェザー級王者。2024年10月にシュートボクシングに参戦し、ポッシブルKから判定勝ち。11月の『ONE Friday Fights 88』でONE初参戦を果たすと、ジャン・ジンフー（中国）から合計4度のダウンを奪って豪快に3RでKO勝利し、35万バーツ（約155万円）のボーナスもゲット。 　12月のシュートボクシングでは手塚翔太にスタンディングフロントチョークで敗れているが、2025年4月のONE2戦目ではまたも強打を爆発させてアルベウ・ダ・シウバ（ブラジル）に1R1分54秒でTKO勝ち、ONEでは連続KO勝ち中だ。戦績は15勝（11KO）7敗1分。 　ハイアンは今回が初参戦。成尾にとってはONEデビュー戦で対戦したジンフー戦に続いて、2度目の中国人ファイターとの戦い。右ストレートを始めとする破壊力抜群の強打と三日月蹴りで、3連続KOを飾ることが出来るか。