2025年9月27日(土)オランダ・ティルブルフで開催される『ENFUSION』にて、第5代K-1 WORLD GPクルーザー級王者ティアン・ターザン(オランダ/Luc Verheije Fight Club)がオープンフィンガーグローブ着用の試合に挑むことが分かった。
ターザンはヨーロッパを中心に驚異のKO率(31勝28KO無敗。そのほとんどが1RでKO)を誇り、まだ23歳と若く身長188cm・体重90kg。子供の頃から陸上競技をしており、オランダとゼーラントで優勝経験あり。12歳からは体操も経験。キックボクシング歴は5年で、Enfusion世界ライトヘビー級&クルーザー級王座の2階級制覇、特技は「ノックアウト」。
2024年7月の『LEGEND vol.1』に初来日を果たし、遊笑に初回KO勝ち。12月のK-1に再来日すると、RUIを1Rわずか27秒、左ストレートでKO。2025年2月のK-1ではカルロス・ブディオをKOし、2025年5月にはマハムード・サッタリもKOしてK-1王座に就いた。
今回、ターザンが戦うのはECE世界クルーザー級タイトルマッチ。ECEはENFUSIONが行うケージイベントで、「ECE MMA」「ECE MUAY THAI」「EXE KICKBOXING」とルールのカテゴリーがある。現時点でターザンがどのルールで戦いかは分からないが、ポスターには「SMALL 4oz GLOVES」と書かれておりオープンフィンガーグローブで試合をすることは間違いない。
対戦相手は“ベアナックルファイター”のケビン・ファン・ヒーケレン。ターザンは9月7日に東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される『K-1 WORLD MAX』に来日予定であり、またも短期間での試合出場となりそうだ。