2025年6月7日(土)20時より東京・芝の増上寺 特設ステージにて、RIZINが緊急記者会見。7月27日(日)さいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンにて『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』を開催することを発表。
RIZIN女子スーパーアトム級(49.0kg)5分3Rで、須田萌里(SCORPION GYM)vs.初参戦のNOEL(DELIGHTWORKS)が決定。 須田は、柔術ベースのグラップラー。22年7月、RIZIN沖縄大会でにっせーに腕十字で一本勝ちでRIZIN白星デビュー。23年9月のDEEP JEWELSでケイト・ロータスに判定勝ち、11月に彩綺に一本勝ちで2連勝。24年1月には韓国のBLACK COMBATでグローブ掴みをしてきたパク・シユンに判定負けを喫し、アウェーの辛酸を舐めたが、その後は2連続一本勝ち。25年3月、浜崎朱加を相手に大方の予想を覆す、1R一本勝ちでレジェンド超えを果たした。17歳のNOELとの新世代グラップラー対決を制してRIZINのベルトを見据えるとともに、華やかに21歳の誕生日を迎えるか。 NOELは、ムエタイベースながら寝技も得意とするグラップラー。修斗で活躍し、2024年10月にはJMAEXPOでQUINTETルールに挑戦。柔術家の城戸ユカリに1分48秒、マルセロチンで一本勝ち。前戦の12月は、修斗で藤井惠の愛弟子である平田彩音に1R リアネイキドチョークで一本勝ちを収め、現在プロMMA戦績3勝1敗。25年5月の『RIZIN男祭り』でRIZIN参戦が発表された。憧れのファイターである浜崎朱加を極めた須田を、今回自らの手でタップアウトしRIZINの新世代グラップラーとして大舞台でアピールできるか。
制服姿で会見に出席し、ファンからの声援を受けたNOELは「高校2年生のNOELです。今回、ずっと憧れていたRIZINの舞台で戦わせていただくことになりました。キャリアも実績も凄く上で強い選手なんですが、他の試合に負けないぐらい面白い試合が出来るように頑張ります」と挨拶。
2022年7月の『RIZIN.36』以来の出場となる須田は「3年ぶりにまたRIZINで戦うことが出来て凄く嬉しいです。対戦相手は初めて年下のJKと試合するんですけれど、しっかり実績を積んできたので、しっかり勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」と、キャリアの差を見せたいとコメント。
対戦相手よりも上回っていると思うものは何か、との質問にNOELは「須田選手はめちゃくちゃ寝技が上手なので、いま自分、打撃を凄い磨いてて。打撃で倒せるんじゃないかなって思っています」とする。
これを受けて須田は「全部、打撃でも寝技でも上回っているかなと思います」と答え、19戦を経験してきたプライドが垣間見えた。