2025年6月7日(土)20時より東京・芝の増上寺 特設ステージにて、RIZINが緊急記者会見。7月27日(日)さいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンにて『超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り』を開催することを発表。
RIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rで、金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)vs.YA-MAN(TARGET SHIBUYA)が決定した。 金原は、2023年9月に元王者クレベル・コイケに判定勝ちでRIZINで破竹の4連勝をマーク。24年4月、満を持してRIZINフェザー級王者・鈴木千裕に挑戦も、鈴木の左ボディからの猛攻に1R TKO負けを喫し戴冠ならず。1年3カ月ぶりの復帰戦となる今回、鈴木千裕戦に続く、対20代、対MMAストライカーとの対戦に、42歳の“裏番長”健在ぶりをアピールできるか。 YA-MANは、23年5月のMMAデビュー戦で三浦孝太を1R TKO。11月のFIGHT CLUBではOFGキックで朝倉未来を1R 右ストレートでKO。大晦日のMMA2戦目で平本蓮に判定負け。負傷欠場を経て24年7月、鈴木博昭を1R KOし復活。大晦日にはカルシャガ・ダウトベックとのハードパンチャー対決で“石の拳”をグラつかせる場面を見せたが、判定負け。25年3月のRISEではミゲール・トリンダーデにOFGで3R TKO負けを喫した。今回、ベテランの金原正徳を相手に組技の進化も見せ、自身の“殴らせて殴り勝つ”土俵に持ち込み、大金星を挙げられるか。
会見でYA-MANは「前夜祭で喧嘩売られたんで(※金原がYA-MANに対戦を表明した)、金原さんは復帰戦で、復帰戦にちょうどいい相手って思われてると思うんですけれど、俺の打撃は鈴木千裕より強いんで。ナメんなよ!」と金原を睨みつけ「皆さん、またぶっ倒れるところ、お楽しみにしてください」とKO宣言。
金原は「こんにちは。久しぶりですね。戻ってきました。去年、鈴木千裕にぶっ飛ばされて、もういいかなと思ったところもあったんですけども、やっぱね、みんなと一緒でね、格闘技が好きなんですよ。で、やめられなくてね。また戻ってきちゃいました」と復帰の挨拶。
先のYA-MANの挑発には「全然YA-MANのことナメてないし、本当に強い選手だと思ってます。自分も100%準備して、もう1回ベルトに絡めるような選手に上がっていきたいと思いますので、よろしくお願いします」と、全くナメてはいないと返答した。
YA-MANは金原の寝技に対応できる自信を聞かれた「最近、柔術の黒帯の人から極められないので、全然極められる気はしないですね」と、自身の寝技が上達しているとしたが、「でも寝技めちゃめちゃ強いので、寝かされたら終わりだと思って。その前にぶっ倒します」と、テイクダウンされるまえに打撃で終わらせると言い放つ。
金原には復帰した最大のモチベーションは何かとの質問が飛び、「ただ格闘技が好きなだけです。それだけです。本当に試合がもう1回したいなという想いと、本当にもう2連敗したらあとがないなって自分でも分かってるので。自分の積み上げてきたMMAを見せるだけ。それだけですね」と答えた。
また、今回も盟友・所英男と一緒に入場するのかと聞かれた金原は「まだ試合が決まったことを所さんに言ってないんですよ(笑)。多分、会見を見て知ってくれて、あとで連絡が来るので、それに返信しようかなと思っています。予定が入ってなければ来てくれると思います」と、まだ本人には伝えてないとのことだった。