前回は初のオープンフィンガーグローブマッチで前ラジャ王者を破った
2025年6月15日(日)東京・後楽園ホール『Road to RWS』(U-NEXT配信)のダブルメインイベント第2試合のスーパーフライ級(52.16kg)3分3Rでフアゲーウフアウェン・ジャッキージム(タイ)と対戦する竜哉・エイワスポーツジム(=奥脇竜哉/エイワスポーツジム)のインタビューが主催者を通じて届いた。

竜哉は元ラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王者で、今年2月にはラジャダムナン2階級制覇を狙い、フライ級タイトルマッチに臨んだが惜敗。4月のタヌーピット・シットヨットタヌー戦では2RKOで復活を果たすと、5月のSPACE ONE×BOM合同興行で前ラジャダムナンフライ級王者ゲンウボン・ポー.ラックブンをOFGムエタイルールで破り、完全復活をアピールした。今回対戦するフアゲーウフアウェンはムエサイアムイサーンの元チャンピオンでフィームー(テクニシャン)タイプの選手。戦績は45勝15敗。
最近パンチの調子がいい

――前回5月の『SPACE ONE×BOM』では初のオープンフィンガーグローブ(以下OFG)での試合になりました。
「やっぱりグローブと違ってすごい集中力を使わないといけなくて、いつもと違う感覚だったのですごい楽しかったですね。相手のゲンウボン選手は前ラジャダムナンのチャンピオンで、一発をもらったらアウトだなという緊張感がある中で戦えたので、すごくいい経験になりました」
――ご自身としては、通常のグローブと比べてどちらがやりやすいですか?
「グローブよりも、首相撲の時に手の取り合いも結構取りやすかったですね」
――完勝といえる内容でしたが、前回の反省点はありますか?
「真っ直ぐ下がってしまったことでパンチを被弾する場面が何度かあったので、そういうところも見直していきたいと思いました」

――前ラジャダムナンのチャンピオンに勝ったことでさらに自信もつきました?
「そうですね。トップの選手を相手にKOじゃなくて、ポイントを取って勝てたことでレベルアップできたなと思いますし、自信にもなりました」
――練習はすぐに再開されたんですか?
「その前に4月20日に試合をして連戦だったので、さすがに今回は1週間休んでから練習を再開しました」
――次の相手、フアゲーウフアウェン・ジャッキージムに関してはどういった情報がありますか?
「全く情報がなく、YouTubeにも試合映像がないのでちょっと未知数な相手ですね。タイ人の先生に聞いたところ、イサーン地方での試合経験が豊富で首相撲の選手だと聞きました。試合映像がないことで不安面は特になく、いつも通りやるだけですね」
――この試合にテーマはありますか。
「今まで倒したことがない攻撃で倒すというイメージでやろうと思っています。僕はストレート系の技で失神KO勝ちしたことがないので、そういうところも狙っていきたいですね。最近、パンチの調子がいいなと思っていて、その練習の成果を出したいです」
――パンチの調子がいいというのは、何か変化があったんですか?
「赤穂亮さん(元ボクシングOPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者)に週1回教わっていて、パンチの面でレベルアップできています」
――今回勝って次に見据えていることはありますか。
「とにかく大舞台で試合をしていきたいですね。あと、今年2月のラジャダムナンタイトルマッチで敗れているジグソー・アールワン ムエタイ選手にもリベンジして、ラジャのベルトを獲りたいという思いは強いです」
――では会場に来てくれるファンにメッセージをお願いします。
「連戦で毎月試合をしてるんですけど、いい調子で勝てていて、15日もバッチリKOで決めて勝つので、応援よろしくお願いします!」



